■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第137号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/12/31
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
Digital Xpressメールニュース第137号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年11月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年11月中、勧告が1本、勧告案が7本、勧告候補が5本、ワーキングドラフト
が7本、ワーキンググループ・ノートが2本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告〕〕
↑ Packaged Web Apps (Widgets) - Packaging and XML Configuration (Second
Edition)(2012年11月27日)
ウィジェット(「Widgets」)のためのZIP形式のパッケージ化、XMLベースの
構成文書形式を定義した「Widget Packaging and XML Configuration」
(2011年9月27日にW3C勧告として公開)の第2版。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-widgets-20121127
〔〔勧告案〕〕
↑ SPARQL 1.1 Update(2012年11月8日)
RDFグラフの更新を行うための言語。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-sparql11-update-20121108
↑ SPARQL 1.1 Service Description(2012年11月8日)
SPARQLプロトコル経由で使用可能なSPARQLサービスを発見する方法とそれを
記述するボキャブラリーを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-sparql11-service-description-20121108
↑ SPARQL 1.1 Query Results JSON Format(2012年11月8日)
SPARQL照会言語でのSELECTおよびASK 照会の結果のJSONによる表現につ
いて説明した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-sparql11-results-json-20121108
↑ SPARQL 1.1 Query Results CSV and TSV Formats(2012年11月8日)
SPARQLのSELECT照会の結果をCSVとTSVで表現するための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-sparql11-results-csv-tsv-20121108
↑ SPARQL 1.1 Query Language(2012年11月8日)
RDFへの照会言語であるSPARQL照会言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-sparql11-query-20121108
↑ SPARQL 1.1 Overview(2012年11月8日)
RDFグラフコンテンツの照会と操作を行うための一群の規格であるSPARQL 1.1
の概要説明。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-sparql11-overview-20121108
↑ SPARQL 1.1 Federated Query(2012年11月8日)
分散照会を実行するために拡張されたSPARQL照会言語の文法およびセマン
ティクスを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-sparql11-federated-query-20121108
〔〔勧告候補〕〕
↑ Content Security Policy 1.0(2012年11月15日)
Webリソースの一連のコンテンツ制約を宣言するために用いられるポリシー
言語、また、ポリシーが適用されるクライアントに対してサーバーからポリ
シーを伝送するためのメカニズムを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-CSP-20121115
↑ SPARQL 1.1 Protocol(2012年11月8日)
SPARQL(SPARQL Protocol and RDF Query Language)のプロトコルを定義した
規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-sparql11-protocol-20121108
↑ SPARQL 1.1 Graph Store HTTP Protocol(2012年11月8日)
ネットワーク操作可能なRDFのセマンティックWebを管理するHTTPの最小セット
を規定した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-sparql11-http-rdf-update-20121108
↑ SPARQL 1.1 Entailment Regimes(2012年11月8日)
単純含意(simple entailment)による照会ではなく、RDFS含意(RDFS entailment)
などの他の含意形態に対してSPARQLを使う方法について説明した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-sparql11-entailment-20121108
□ SPARQL Query Results XML Format(2012年11月8日)
Webのリソースを表現するRDF用の照会言語であるSPARQLの照会結果のXML
表現を規定した規格。2008年1月15日のW3C勧告の改訂編集版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-rdf-sparql-XMLres-20121108
〔〔ワーキングドラフト〕〕
■ The Network Information API(2012年11月29日)
デバイスのネットワークの接続に関する情報にWebアプリケーションがアク
セスするためのAPI。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-netinfo-api-20121129
□ User Interface Safety Directives for Content Security Policy
(2012年11月20日)
Webリソースのユーザーインターフェースに対する一連の入力保護の宣言、
それら入力保護を実装するためのWebブラウザーに対する経験則の定義、
そして、それが作動した際の報告メカニズムを含む、コンテンツ・セキュ
リティ・ポリシーのメカニズムに関する指示書。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-UISafety-20121120
■ CSS Writing Modes Module Level 3(2012年11月15日)
ヘブライ語やアラビア語などの右から左への文字並べや、日本語などの縦書き
に対応したテキストレイアウトモデルを定義したCSSのモジュール。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-writing-modes-20121115
□ CSS Masking(2012年11月15日)
視覚的要素の部分あるいは全体を隠す手段であるマスキングとクリッピング
の2つについて定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css-masking-20121115
■ CSS Text Module Level 3(2012年11月13日)
モジュール別に提供されることになっている次期HTML用スタイルシートCSS
(CSS3)で、改行、行端揃え、空白文字処理、テキスト変形を扱うテキスト
関連モジュール。2012年8月14日には「CSS Text Level 3」という名称で公開
されていた仕様が、今回「CSS Text Module Level 3」と「CSS Text Decoration
Module Level 3」の2つに分割して公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-text-20121113
■ CSS Text Decoration Module Level 3(2012年11月13日)
モジュール別に提供されることになっている次期HTML用スタイルシートCSS
(CSS3)で、下線、影付け、強調マークなどのテキスト装飾関連モジュール。
2012年8月14日には「CSS Text Level 3」という名称で公開されていた仕様が、
今回「CSS Text Module Level 3」と「CSS Text Decoration Module Level 3」
の2つに分割して公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css-text-decor-3-20121113
■ CSS Grid Layout(2012年11月6日)
Webアプリケーションの作成者向けのグリッド(格子)レイアウトのため機能
を説明したスタイルシート関連の仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-grid-layout-20121106
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
□ XML Encryption 1.1 Interop Test Report(2012年11月13日)
XML Encryption 1.1で導入された新機能に関する相互運用性テストの報告。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xmlenc-core1-interop-20121113
□ XML Signature 1.1 Interop Test Report(2012年11月13日)
XML Signature 1.1で導入された新機能に関する相互運用性テストの報告。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xmldsig-core1-interop-20121113
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第136号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/11/30
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
Digital Xpressメールニュース第136号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年10月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年10月中、勧告が1本、勧告案が14本、ワーキングドラフト・イン・ラス
トコールが6本、ワーキングドラフトが26本、ワーキンググループ・ノートが
7本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告〕〕
↑ Multimodal Architecture and Interfaces(2012年10月25日)
マルチモーダルなインタフェースのアーキテクチャを解説した文書。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-mmi-arch-20121025
〔〔勧告案〕〕
↑ High Resolution Time(2012年10月23日)
システムクロックの歪み(skew)や調整に影響を受けずにサブミリ秒時間
分解能で現在時刻を返すJavascriptインターフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-hr-time-20121023
□ rdf:PlainLiteral: A Datatype for RDF Plain Literals(2012年10月18日)
RIFとOWLの両方で用いられる国際化したテキストを表現するためのプリミ
ティブなデータタイプを規定したもの。2009年10月27日に勧告となった同一
規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-rdf-plain-literal-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language XML Serialization(2012年10月18日)
OWL2の文法と構造をXMLを使って表現するための仕様。XML Schemaを使って
定義されている。2009年10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-xml-serialization-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Structural Specification and Functional
-Style Syntax(2012年10月18日)
OWLに関し、いくつかの機能拡張を行ったバージョン2を構成する一つの規格。
この文書では、OWLの機能スタイル文法を定義している。また、OWL2オントロ
ジーの情報構造仕様も含まれている。2009年10月27日に勧告となった同一規
格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-syntax-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language RDF-Based Semantics(2012年10月18日)
OWL2のためのRDF互換のモデル理論的セマンティクス。「OWL 2 Full」と呼ば
れる。2009年10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-rdf-based-semantics-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Quick Reference Guide(2012年10月18日)
OWL2のためのクイックリファレンス。2009年10月27日に勧告となった同一規
格の修正版。2009年10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-quick-reference-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Profiles(2012年10月18日)
より簡単かつ効率的に実装することができるOWL2のいくつかのプロファイル
を定めた資料。2009年10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-profiles-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Primer(2012年10月18日)
OWL2の初心者向け入門書。2009年10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-primer-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Document Overview(2012年10月18日)
OWL2を構成する13の文書のパート1となる資料であり、OWL2そのものと他の
OWL2文書の紹介を行っている。その中でOWL2の文法や、様々なセマンティクス、
プロファイルそしてOWL1とOWL2でのセマンティクスの違いについて説明して
いる。2009年10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-overview-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language New Features and Rationale(2012年10月18日)
OWL2の新機能について説明した資料。2009年10月27日に勧告となった同一規
格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-new-features-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Mapping to RDF Graphs(2012年10月18日)
OWLに関し、いくつかの機能拡張を行ったバージョン2を構成する一つの規格。
この文書では、OWL2の機能スタイル文法とRDF交換文法の対応を説明している。
2009年10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-mapping-to-rdf-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Direct Semantics(2012年10月18日)
OWLに関し、いくつかの機能拡張を行ったバージョン2.0を構成する一つの
規格。この文書では、OWLのモデル理論的意味論を解説している。2009年
10月27日に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-direct-semantics-20121018
□ OWL 2 Web Ontology Language Conformance(2012年10月18日)
OWL2ツールがOWL2仕様に適合するための条件を説明すると同時に、適合性
テストに使うことのできるテストケースを提供している。2009年10月27日
に勧告となった同一規格の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/PER-owl2-conformance-20121018
↑ WOFF File Format 1.0(2012年10月11日)
CSSの@font-face宣言での利用に適した軽量で実装が容易なフォント形式の
規格。ライセンス情報などのメタ情報も付与することができる。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-WOFF-20121011
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↑ Publishing and Linking on the Web(2012年10月25日)
出版などの既存メディアとは異なるWebでの情報公開に関して、情報の格納/
公開/抽出の方法を明確にしたり、用語などを定義することにより、Webの
将来の社会的、法的な議論について情報提供するもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-publishing-linking-20121025
↑ Best Practices for Fragment Identifiers and Media Type Definitions
(2012年10 月25日)
URI内のフラグメント識別子をメディアタイプ毎に決めるためのベストプラク
ティス集。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-fragid-best-practices-20121025
↑ An organization ontology(2012年10月23日)
これによって様々なドメインに渡って組織情報のLinked-Data (”リンク
するデータ”)の公開をサポートすることを目的とし、「組織」の構造の
コア・オントロジーを記述した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-vocab-org-20121023
■ Server-Sent Events(2012年10月23日)
DOMイベント形式で、サーバーからプッシュ通知を受け取れるようにHTTP接続
をオープンするためのAPIを定義した仕様。APIは、「Push SMS」のような他
のプッシュ通知でも使えるよう拡張できる設計となっている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-eventsource-20121023
↓ XML Encryption Syntax and Processing Version 1.1(2012年10月18日)
XML Encryptionのバージョンアップ版。2012年3月13日に勧告候補だったもの
が今回ワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlenc-core1-20121018
↓ XML Signature Syntax and Processing Version 1.1(2012年10月18日)
XML Signature のバージョンアップ版。2011年3月3日に勧告候補だったものが
今回ワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmldsig-core1-20121018
〔〔ワーキングドラフト〕〕
□ Web MIDI API(2012年10月25日)
Webアプリケーションがクライアントシステム上のMIDIの入出力デバイスを
一覧して選択できるようにし、MIDIメッセージの送受信を可能にするための
MIDIプロトコルをサポートするAPIの規格。音楽以外のMIDIアプリケーション
も対象としている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webmidi-20121025
■ HTML Microdata(2012年10月25日)
機械可読データをHTMLに埋め込むための「HTML Microdata」のメカニズムを
定義した仕様。RDFとJSONを含む他のデータ形式とも互換性がある。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-microdata-20121025
□ Linked Data Platform 1.0(2012年10月25日)
RDFを使用して状態を記述するWebリソースへのHTTPアクセスに基づくLinked
Dataの読み書きアーキテクチャのベストプラクティスと簡単なアプローチを
まとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-ldp-20121025
■ HTML5(2012年10月25日)
HTMLの第5版。メジャーなバージョンアップである。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html5-20121025
■ HTML5 differences from HTML4(2012年10月25日)
HTML5とHTML4の差異を理由とともに解説した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html5-diff-20121025
■ HTML5: Edition for Web Authors(2012年10月25日)
ブラウザ実装に関する詳細な規定を省いたHTML5のサブセット規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html5-author-20121025
■ Polyglot Markup: HTML-Compatible XHTML Documents(2012年10月25日)
HTML5をXML文書とも見なせるような形式にしたマークアップ言語。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-polyglot-20121025
■ HTML: The Markup Language (an HTML language reference)(2012年10月25日)
HTML言語、およびHTMLコンテンツ制作者がHTMLに適合する文書を作成する
ために必要な詳細情報を説明した資料。今回から名称に「(an HTML language
reference)」という文言が加わった。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-markup-20121025
■ HTML5: Techniques for providing useful text alternatives(2012年10月25日)
HTML5において、イメージデータの代替テキストを表現するためのalt属性の
使用について説明した資料。2011年5月25日にワーキングドラフト・イン
・ラストコールだったものが今回ワーキングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-alt-techniques-20121025
■ HTML to Platform Accessibility APIs Implementation Guide(2012年10月25日)
HTMLの要素/属性と様々なプラットフォーム上のアクセシビリティAPIとの
マッピングを行った説明書。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-aapi-20121025
□ Filter Effects 1.0(2012年10月25日)
色の強度に変化をつけたりぼかしたりする等のフィルター効果をHTMLやSVG
などCSSで スタイル指定されるコンテンツで使用できるようにした規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-filter-effects-20121025
■ File API(2012年10月25日)
Webアプリケーションからファイルへの書き出しを行うためのAPIを定義した
仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-FileAPI-20121025
■ HTML Canvas 2D Context(2012年10月25日)
HTML canvas 要素のための2D コンテキストを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-2dcontext-20121025
■ Internationalization Tag Set (ITS) Version 2.0(2012年10月23日)
多言語Webコンテンツ作成のための要素や属性のセットを規定した
「Inte6rnationalization Tag Set (ITS) Version 1.0」(2007年4月3日に
W3C勧告となっている)のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-its20-20121023
□ Push API(2012年10月18日)
Webアプリケーションがサーバーから送られるデータ(プッシュメッセージ)
へのアクセスをスクリプト言語で行うための「プッシュAPI(Push API)」
を規定した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-push-api-20121018
■ Shadow DOM(2012年10月16日)
DOMサブツリー間の機能境界を確立し保守するための方法、また、文書ツリー
内でそれらのサブツリーが相互にやり取りする方法を定義し、DOMにおける
機能のカプセル化を促進するための仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-shadow-dom-20121016
■ Implementing ATAG 2.0(2012年10月11日)
Authoring Tool Accessibility Guidelines 2.0のチェックポイントを実装
する際の技法を提案した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-IMPLEMENTING-ATAG20-20121011
□ XML Inclusions (XInclude) Version 1.1(2012年10月9日)
XMLインスタンスをパースした後の抽象的な要素や属性のツリー構造情報で
あるInfosetをマージするための処理モデルと文法を定義した規格。2006年
11月15日公開のXML Inclusions (XInclude) Version 1.0 (Second Edition)
の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xinclude-11-20121009
□ CSS Counter Styles Level 3(2012年10月9日)
リストのマーカー(list-marker)や生成コンテンツ(generated-content)
のカウンターと共に使用するユーザー独自のカスタムカウンタースタイルを
定義するための@counter-styleルールを規定したCSSレベル3のモジュール。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css-counter-styles-3-20121009
□ Web Intents Addendum - Local Services(2012年10月4日)
Webアプリケーション間の連携を実現する「Web Intents」への追加機能として、
「Web Intents」を実装したブラウザがローカルなサービスを検出して通信でき
るようにする仕組みを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webintents-local-services-20121004
□ Web Audio Processing: Use Cases and Requirements(2012年10月4日)
Web上での音声の処理や合成を行うためのWeb APIの開発を行う「W3C Audio
Working Group」の活動シナリオや要件をまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webaudio-usecases-20121004
■ Network Service Discovery(2012年10月4日)
HTML文書が、現行ネットワーク内で一般の検出プロトコル(discovery
protocol)で宣伝されたHTTPベースのサービスを検出し、それと通信する
ためのメカニズムを定義した規格。2012年8月7日には「Networked Service
Discovery and Messaging」という名称だったものが、今回「Network Service
Discovery」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-discovery-api-20121004
■ User Agent Accessibility Guidelines (UAAG) 2.0(2012年10月4日)
障害を持つ方がユーザーエージェント(ブラウザなど)を使い易くするた
めのガイドラインのバージョン2.0
http://www.w3.org/TR/2012/WD-UAAG20-20121004
■ Implementing UAAG 2.0(2012年10月4日)
UAAG2.0の成功基準(success criteria)の意図の説明、実装例、ベストプラ
クティス、ガイドラインの追加リソースについて記した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-IMPLEMENTING-UAAG20-20121004
■ Tracking Preference Expression (DNT)(2012年10月2日)
HTTPのDNT要求ヘッダー・フィールド、埋め込みスクリプトから可読なHTML
DOMプロパティ、様々なユーザーエージェントのプラグインや拡張APIにアク
セス可能なプロパティを介してサイト間の追跡設定(tracking preference)
を表現するためのメカニズムを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-tracking-dnt-20121002
■ Tracking Compliance and Scope(2012年10月2日)
“Do Not Track” 設定の意味を定義し、Webサイトがこの設定に準拠する
ための手法を提示した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-tracking-compliance-20121002
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
□ Functional Explanation of Changes in XML Encryption 1.1(2012年10月18日)
「XML Encryption」勧告と「XML Encryption 1.1」の変更点をまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xmlenc-core1-explain-20121018
□ Functional Explanation of Changes in XML Signature 1.1(2012年10月18日)
「XML Signature 第2版」勧告と「XML Signature 1.1」の変更点をまとめた
資料。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xmldsig-core1-explain-20121018
■ OWL 2 Web Ontology Language Manchester Syntax(2012年10月18日)
OWL2のためのフレームベースのコンパクトな文法。2009年10月27日版の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-owl2-manchester-syntax-20121018
■ OWL 2 Web Ontology Language Data Range Extension: Linear Equations
(2012年10月18日)
OWL2において、有理数を係数とする線型方程式を取り込むための文法とセマン
ティクスを指定した資料。2009年10月27日版の修正版。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-owl2-dr-linear-20121018
■ Associating Schemas with XML documents 1.0 (Third Edition)(2012年10月9日)
XML文書に対して、1つ以上の処理命令(<?xml-model…..)を使って任意の
スキーマ言語によるスキーマ定義を関連付けるための仕様。2010年4月15日の
First Editionの後続バージョンとしてsecond edition(第2版)が2011年
8月11日に公開されたが、今回はさらにその次の第3版。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xml-model-20121009
■ Microdata to RDF(2012年10月9日)
HTML文書に機械可読データを埋め込む「HTMLマイクロデータ(HTML Microdata)」
に対して、出力としてRDFを取り出すための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-microdata-rdf-20121009
□ Web API Design Cookbook(2012年10月2日)
WebIDLを使って、Webプラットフォーム全般に適したAPI設計を行うための
一般的な方法をまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-api-design-20121002
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第134号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/9/30
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
Digital Xpressメールニュース第134号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年8月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年8月中、勧告案が3本、勧告候補が1本、ワーキングドラフトが17本、
ワーキンググループ・ノートが2本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告案〕〕
↑ A Direct Mapping of Relational Data to RDF(2012年8月14日)
リレーショナル・データのRDFへの直接的なマッピングを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-rdb-direct-mapping-20120814
↑ R2RML: RDB to RDF Mapping Language(2012年8月14日)
リレーショナルデータベースからRDFデータセットへのカスタマイズした
マッピング表現するための言語仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-r2rml-20120814
↑ Multimodal Architecture and Interfaces(2012年8月14日)
マルチモーダルなインタフェースのアーキテクチャを解説した文書。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-mmi-arch-20120814
〔〔勧告候補〕〕
↑ CSS Values and Units Module Level 3(2012年8月28日)
HTMLやXMLのためのスタイルシート言語CSSで受け付ける値と単位を定めた
CSS3の1つのモジュール。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-css3-values-20120828
〔〔ワーキングドラフト〕〕
□ Research Report on Web Accessibility Metrics(2012年8月30日)
数多く存在するWebアクセシビリティの指標について、それが持つべき特性
として妥当性、信頼性、感度、適正、複雑度を考慮したフレームワークを
提供する資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-accessibility-metrics-report-20120830
■ Internationalization Tag Set (ITS) Version 2.0(2012年8月29日)
多言語Webコンテンツ作成のための要素や属性のセットを規定した
「Internationalization Tag Set (ITS) Version 1.0」(2007年4月3日に
W3C勧告となっている)のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-its20-20120829
□ Scalable Vector Graphics (SVG) 2(2012年8月28日)
2次元グラフィックスの記述言語であるSVG1.1SecondEditionの改訂版
http://www.w3.org/TR/2012/WD-SVG2-20120828
■ Selectors Level 4(2012年8月23日)
CSSのセレクタの既存機能と、新しいセレクタについて規定した規格。CSS
以外でも活用することを想定している。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-selectors4-20120823
■ CSS Regions Module Level 3(2012年8月23日)
「領域(regions)」と呼ばれる複数のエリアに対してコンテンツが流し
込まれるようにするためのメカニズムを定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-regions-20120823
■ CSS Fonts Module Level 3(2012年8月23日)
フォント・プロパティの指定方法、フォント・リソースがどのように動的
にロードされるかについて記述したCSS3のモジュール。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-fonts-20120823
■ CSS Fragmentation Module Level 3(2012年8月23日)
ページや段などにまたがるコンテンツ・フローを制御するための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-break-20120823
■ WebRTC 1.0: Real-time Communication Between Browsers(2012年8月21日)
音声やビデオを含むローカルメディアをプラットフォームから要求したり、
メディアをネットワーク経由で他のブラウザやデバイス(リアルタイム・
プロトコルの適切なセットを実装したもの)に送信したり、他のブラウザ
やデバイスから受信したメディアをローカルに処理して表示させたりする
ための一連のAPIを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webrtc-20120821
↓ WAI-ARIA 1.0 User Agent Implementation Guide(2012年8月16日)
Webコンテンツのアクセシビリティを向上させるためコンテンツに含めるプ
ロパティなどに、どのようにブラウザが実装で対応するかを記述したもの。
2012年1月10日にワーキングドラフト・イン・ラストコールだったものが、
今回ワーキングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-wai-aria-implementation-20120816
□ Compositing and Blending 1.0(2012年8月16日)
異なる形を組み合わせて単一のイメージを合成するための規格。SVG1.1の
「Simple Alpha Compositing」モデルを拡張したモデルを定義する。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-compositing-20120816
■ CSS Text Level 3(2012年8月14日)
モジュール別に提供されることになっている次期HTML用スタイルシートCSS
(CSS3)のテキスト関連モジュール。改行、行端揃え、空白文字処理、文
字修飾、文字変形などを扱っている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-text-20120814
□ XForms 2.0(2012年8月7日)
XFormsのバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xforms20-20120807
□ XForms 2.0: XPath expression module(2012年8月7日)
XFormsにおいてXPath 2.0を使う方法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xforms-xpath-20120807
□ Networked Service Discovery and Messaging(2012年8月7日)
HTML文書が、ネットワーク内で一般の検出プロトコル(discovery
protocol)で宣伝されたHTTPベースのサービスを検出し、それと通信する
ためのメカニズムを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-discovery-api-20120807
■ Web Audio API(2012年8月2日)
Webアプリケーションでの音声の処理・合成を行うための高レベルの
JavaScript APIを定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webaudio-20120802
□ MBUI - Task Models(2012年8月2日)
対話側システムの設計に有用なタスクモデル(Task model)の仕様。UMLで
表現されたメタモデルとモデルデータ交換のためのXML Schemaも含んでいる。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-task-models-20120802
□ Ambient Light Events(2012年8月2日)
光の存在を検出する光センサーに対応するイベントを受け取る手段を定義
した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-ambient-light-20120802
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
□ R2RML and Direct Mapping Test Cases(2012年8月14日)
「R2RML」と「Direct Mapping」のテストケース集。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-rdb2rdf-test-cases-20120814
□ RDB2RDF Implementation Report(2012年8月14日)
「R2RML」と「Direct Mapping」の実装状況の報告書。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-rdb2rdf-implementations-20120814
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第134号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/8/31
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
Digital Xpressメールニュース第134号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年7月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年7月中、勧告案が1本、勧告候補が5本、ワーキングドラフト・イン・ラ
ストコールが8本、ワーキングドラフトが15本、ワーキンググループ・ノート
が6本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告案〕〕
↑ Navigation Timing(2012年7月26日)
Webアプリケーションがナビゲーションのタイミングに関連した情報へアク
セスするためのインタフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-navigation-timing-20120726
〔〔勧告候補〕〕
↑ User Timing(2012年7月26日)
高精度のタイムスタンプへのアクセスを可能にすることにより、Web開発
者がアプリケーションの性能を計測することができるようにするインター
フェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-user-timing-20120726
↑ Performance Timeline(2012年7月26日)
Webアプリケーションがナビゲーションと要素に関連したタイミング情報へ
アクセスするためのインターフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-performance-timeline-20120726
↑ Page Visibility(2012年7月26日)
電力効率とCPU効率の良いWebアプリケーションを開発するために、サイト
の開発者がページの見え方をプログラム的に決定できる手段を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-page-visibility-20120726
■ CSS Backgrounds and Borders Module Level 3(2012年7月24日)
HTMLへのスタイル指定言語であるCSSレベル3の「Background」と「Border」
に関する規定。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-css3-background-20120724
↑ Role Attribute 1.0(2012年7月12日)
マークアップ言語における要素に対して、そのセマンティック情報を機械
取り出し可能な形で注釈付けできるようにしたRole属性を規定したもの。
※この前の版は2011年1月13日付の「ワーキングドラフト・イン・ラスト
コール」でしたが、2011年1月当時のメールニュースでは「ワーキングドラ
フト」としてお知らせしていました。お詫びと共に訂正致します
http://www.w3.org/TR/2012/CR-role-attribute-20120712
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↑ Efficient XML Interchange (EXI) Profile(2012年7月31日)
いわゆるバイナリXMLの利用時に問題となる場合があるメモリーの制限を考
慮したキャッピング(capping)のルールをプロファイルとして定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-exi-profile-20120731
↑ SPARQL 1.1 Query Language(2012年7月24日)
RDFへの照会言語であるSPARQL照会言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-query-20120724
↑ PROV-O: The PROV Ontology(2012年7月24日)
OWL2のPROVデータモデルをエンコードした規格であり、データの出所の情
報を表現するクラス。プロパティー、制約で構成される。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-o-20120724
↑ PROV-N: The Provenance Notation(2012年7月24日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROV-DMの例を提示
するための記法を定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-n-20120724
↑ PROV-DM: The PROV Data Model(2012年7月24日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデル。Web上には内容が食い違
う様々なデータがあるが、その出所を知ることによってデータが信頼できる
ものか判断するのに役立つ。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-dm-20120724
↑ HTML Media Capture(2012年7月12日)
デバイスによる音声、イメージ、動画のキャプチャ機能へのアクセスを行
うためのHTMLのForm機能の拡張を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-media-capture-20120712
↑ Turtle(2012年7月10日)
RDFグラフをテキスト形式で表現するための文法を定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-turtle-20120710
↑ Content Security Policy 1.0(2012年7月10日)
Webリソースの一連のコンテンツ制約を宣言するために用いられるポリシー
言語、また、ポリシーが適用されるクライアントに対してサーバーからポ
リシーを伝送するためのメカニズムを定義した規格。2011年11月29日に初
公開された時点では名称が「Content Security Policy」だったものが、今
回バージョン番号(1.0)が付いている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-CSP-20120710
〔〔ワーキングドラフト〕〕
■ Internationalization Tag Set (ITS) Version 2.0(2012年7月31日)
多言語Webコンテンツ作成のための要素や属性のセットを規定した
「Internationalization Tag Set (ITS) Version 1.0」(2007年4月3日に
W3C勧告となっている)のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-its20-20120731
□ Applying WCAG 2.0 to Non-Web Information and Communications
Technologies(2012年7月27日)
Webコンテンツのアクセシビリティを規定したWCAG 2.0 をWebコンテンツ
以外の情報(製品に関する文書やソフトウェア)にも適用するめの規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-wcag2ict-20120727
□ Best Practices for Fragment Identifiers and Media Type Definitions
(2012年7月26日)
URI内のフラグメント識別子をメディアタイプ毎に決めるためのベストプラ
クティス集。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-fragid-best-practices-20120726
■ PROV Model Primer(2012年7月24日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROVデータモデル
を理解するためのガイドライン。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-primer-20120724
□ Proximity Events(2012年7月12日)
物体を検知する近接センサー(proximity sensor)に対応するイベントを
受け取る手段を定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-proximity-20120712
□ JSON-LD Syntax 1.0(2012年7月12日)
JSONを使ってLinked Data を表現するために、有向グラフを表現するJSON
の形式について定めた仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-json-ld-syntax-20120712
□ JSON-LD API 1.0(2012年7月12日)
JSON-LDの文書をプログラム的に変換するためのAPIと一連のアルゴリズム
を定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-json-ld-api-20120712
□ Pick Media Intent(2012年7月12日)
Webアプリケーションからユーザーのメディア・ギャラリーにアクセスする
ための仕組み(Web Intent)を定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-gallery-20120712
↓ Pick Contacts Intent(2012年7月12日)
Webアプリケーションからユーザーのアドレス・ブックにアクセスするため
の仕組み(Web Intent)を定義した仕様。2011年6月16日に「Contacts
API」という名称でワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開さ
れていたものが、今回名称を変えてワーキングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-contacts-api-20120712
■ File API(2012年7月12日)
Webアプリケーションからファイルへの書き出しを行うためのAPIを定義し
た仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-FileAPI-20120712
■ XSL Transformations (XSLT) Version 3.0(2012年7月10日)
W3C勧告となっているXSLT2.0からのバージョンアップ版。メモリー上に
ソース文書と結果文書のいずれも保持しないストリーミング・モードでの
変換実行を可能にすることが主な変更点。2010年5月11日にVersion 2.1と
して公開されたのがVersion 3.0として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xslt-30-20120710
□ WebDriver(2012年7月10日)
プログラムやスクリプトからWebブラウザーを内部テストしたりコントロー
ルするためのプラットフォームや言語に依存しないAPIを規定した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webdriver-20120710
□ Use Cases & Exploratory Approaches for Ruby Markup(2012年7月10日)
HTML5やXHTMLなどにおけるルビの振り方に関する利用ケースを整理した
もの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-ruby-use-cases-20120710
□ Quota Management API(2012年7月3日)
ローカルなストレージ・リソースの利用を管理するためのAPIを規定し、
ユーザー・エージェントがWebアプリケーションにストレージの利用を許す
ための手段を定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-quota-api-20120703
□ Fullscreen(2012年7月3日)
Webプラットフォームのためのフルスクリーン制御APIを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-fullscreen-20120703
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
↓ XML Signature Best Practices(2012年7月10日)
XML Signature のベストプラクティス集。2011年8月9日にワーキングドラ
フトだったものが、今回ワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xmldsig-bestpractices-20120710
[E] RDFa API(2012年7月5日)
RDFaで記述された構造化情報をWeb文書から用意に取り出して活用するため
のRDFa用 DOM APIを定めた規格。2011年4月19日にワーキングドラフトだっ
たが、今回RDF Web Applications Working Groupの活動終了に伴いワーキ
ンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-rdfa-api-20120705
[E] RDF Interfaces(2012年7月5日)
プログラムでRDFデータを操作するためのインターフェースを定めた規格。
2011年5月10日にワーキングドラフトだったが、今回RDF Web Applications
Working Groupの活動終了に伴いワーキンググループ・ノートとして公開さ
れた。名称も「RDF Interfaces 1.0」だったものがバージョン番号が外れ
たものとなっている。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-rdf-interfaces-20120705
[E] RDF API(2012年7月5日)
セマンティックWebで用いられるRDFデータを扱うAPIを規定した仕様。今回
RDF Web Applications Working Groupの活動終了に伴い、これまで外部公
開されていなかった資料がワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-rdf-api-20120705
□ Registration & Discovery of Multimodal Modality Components in
Multimodal Systems: Use Cases and Requirements(2012年7月5日)
マルチモーダル対応のコンポーネントの作成、公開、発見、登録、申し込
みなどを行うためのユースケースと要件をまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-mmi-discovery-20120705
↓ Web Application Privacy Best Practices(2012年7月3日)
デバイスAPIを使うものを含め、Webアプリケーションのプライバシーのベ
ストプラクティスを説明した資料。2011年8月4日にワーキングドラフト
だったものが今回ワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-app-privacy-bp-20120703
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第133号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/8/8
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
╂┬──┬╂ 連日のオリンピック観戦で寝不足気味になっておられま
\●/ せんか?立秋を迎え暦上は秋となりましたが、まだまだ
■ 夏らしい日々が続きそうですね。皆さまはこの暑さを凌
■ ぐのにどんな工夫をされているでしょうか。わたしは外
/ | 出時に保冷剤を手放せないのですが、最近は眠るときも
」 > 抱えて寝ています。すーっと体温が下がり良く寝つける
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ のですが、冷やしすぎには要注意です。
それでは、Digital Xpressメールニュース第133号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年6月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年6月中、勧告が5本、ワーキングドラフト・イン・ラストコールが2本、
ワーキングドラフトが9本、ワーキンググループ・ノートが1本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告〕〕
↑ The ‘view-mode’ Media Feature(2012年6月19日)
ドキュメントのメディア・フィーチャーと視覚プレゼンテーションのモー
ドを定義した規格。「Media Queries」仕様に基づいている。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-view-mode-20120619
↑ Media Queries(2012年6月19日)
HTML4とCSS2を使えば、画面用(screen)や印刷用(print)にスタイルを
変えることができるが、それに加え、カラー(color)対応の画面であると
か、幅の指定をした上でそれに適合する画面など、様々な条件をクエリと
して指定することができるようにした規格。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-css3-mediaqueries-20120619
↑ XHTML+RDFa 1.1(2012年6月7日)
「RDFa Core 1.1」を記述する対象となるマークアップ言語としてXHTML1.1
のスーパーセットを用いた仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-xhtml-rdfa-20120607
↑ RDFa Lite 1.1(2012年6月7日)
初心者のために、単純な構造化マークアップのタスクに適用できるような
いくつかの属性に絞ってRDFaをサブセット化したもの。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-rdfa-lite-20120607
↑ RDFa Core 1.1(2012年6月7日)
任意のマークアップ言語(XHTMLなど)に対して、すでに記述された要素に
属性を指定して構造化データを表現するためのRDFベースの仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-rdfa-core-20120607
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↓ Selectors API Level 1(2012年6月28日)
一連のセレクタを使って、DOMツリーのElementノードを取り出す2つの方
法を定義した規格。2009年12月22日に勧告候補だったものが今回ワーキン
グドラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-selectors-api-20120628
↑ CSS Flexible Box Layout Module(2012年6月12日)
インターフェース設計に特化したCSSのボックスモデルを定義した規格。
FirefoxのようなMozillaベースのアプリケーションのユーザーインター
フェースで使われているXULユーザーインターフェース言語のボックスモ
デルに基づいている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-flexbox-20120612
〔〔ワーキングドラフト〕〕
■ Selectors API Level 2(2012年6月28日)
タグの木構造内での要素を特定するためのCSS セレクタに対応する要素
ノードをDOMから取り出したり、ある要素がCSS セレクタに該当するもの
かどうかを検査するためのメソッドを定義したAPI。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-selectors-api2-20120628
■ Media Capture and Streams(2012年6月28日)
ローカルの音声や動画などをプラットフォームから要求できるようにした
一連のJavaScript APIを規定したもの。2011年10月27日に「WebRTC 1.0:
Real-time Communication Between Browsers」という名称だったものが、
今回名称を変えて公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-mediacapture-streams-20120628
□ Web Intents(2012年6月26日)
Webアプリケーションのためのサービス・ディレクトリおよび軽量RPCメカ
ニズムを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-web-intents-20120626
□ Internationalization Tag Set (ITS) Version 2.0(2012年6月26日)
多言語Webコンテンツ作成のための要素や属性のセットを規定した
「Internationalization Tag Set (ITS) Version 1.0」(2007年4月3日に
W3C勧告となっている)のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-its20-20120626
■ PROV-AQ: Provenance Access and Query(2012年6月19日)
Webリソースの出所を表現する情報を獲得するため、HTTPを含む標準的な
Webプロトコルを使用する方法についての規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-aq-20120619
■ Web Notifications(2012年6月14日)
ユーザーへの簡単な通知を表示するためのAPIを定義したもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-notifications-20120614
↓ Document Object Model (DOM) Level 3 Events Specification
(2012年6月14日)
プラットフォームや言語に依存しない汎用的なイベントシステムであるDOM
イベント・レベル3の文書。これによって、イベント・ハンドラの登録、
木構造に沿ったイベント・フローの記述などが行える。2011年5月31日に
ワーキングドラフト・イン・ラストコールだったものが今回ワーキングド
ラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-DOM-Level-3-Events-20120614
□ CSS Box Alignment Module Level 3(2012年6月12日)
CSSの様々なボックス・レイアウトにおいて、コンテナ内でのボックスの
揃えに関する機能を定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-align-20120612
■ RDF 1.1 Concepts and Abstract Syntax(2012年6月5日)
Web上の情報を表現するフレームワークであるRDFの抽象構文を規定した規
格。2004年2月にW3C勧告となった「RDF Concepts and Abstract Syntax」
のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdf11-concepts-20120605
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
↓ RDFa 1.1 Primer(2012年6月7日)
HTML中でRDFのメタデータを表現するためのRDFa文法の紹介。2012年5月8日
にワーキングドラフトだったものが、今回ワーキンググループ・ノートと
して公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-rdfa-primer-20120607
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第132号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/7/6
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
ZZ ZZ 7月に入りましたが、まだまだ梅雨らしい天気の日
zzz _~~_ヽ が続いていますね。気温はそれほど高くないものの、
∪ Å ∪ じめじめとした気候に疲れを感じ、梅雨バテされて
━━、 いる方もいらっしゃると思います。この週末はゆっ
/ ⌒ヽ | くり湯船に浸かったり、温かいものを食べて体をい
⌒( ∠ mm たわるのはどうでしょうか。本格的な夏到来の前に
体力を回復しておきたいものですね。
それでは、Digital Xpressメールニュース第132号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年5月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年5月中、勧告案が5本、勧告候補が7本、ワーキングドラフト・イン・
ラストコールが9本、ワーキングドラフトが19本、ワーキンググループ・
ノートが5本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告案〕〕
↑ Widget Interface(2012年5月22日)
Widgets 1.0関連規格のためのAPIやイベントを定義したもの。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-widgets-apis-20120522/
↑ Geolocation API Specification(2012年5月10日)
ホスティングデバイスに関連付けられた位置情報へのアクセスを提供する
APIを規定した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-geolocation-API-20120510/
↑ XHTML+RDFa 1.1(2012年5月8日)
「RDFa Core 1.1」を記述する対象となるマークアップ言語としてXHTML1.1
のスーパーセットを用いた仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-xhtml-rdfa-20120508/
↑ RDFa Lite 1.1(2012年5月8日)
初心者のために、単純な構造化マークアップのタスクに適用できるような
いくつかの属性に絞ってRDFaをサブセット化したもの。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-rdfa-lite-20120508/
↑ RDFa Core 1.1(2012年5月8日)
任意のマークアップ言語(XHTMLなど)に対して、すでに記述された要素に
属性を指定して構造化データを表現するためのRDFベースの仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-rdfa-core-20120508/
〔〔勧告候補〕〕
↑ Resource Timing(2012年5月22日)
WebアプリケーションがHTML要素に関連した待ち時間情報にアクセスする
ためのインターフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-resource-timing-20120522/
↑ High Resolution Time(2012年5月22日)
システムクロックの歪み(skew)や調整に影響を受けずにサブミリ秒時間
分解能で現在時刻を返すJavascriptインターフェースを定義した規格。
※前回2012年3月13日の公開はワーキングドラフト・イン・ラストコール
でしたが、本ニュースで勧告候補としてリストしてしまいました。ここ
にお詫びと共に訂正いたします。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-hr-time-20120522/
↑ Emotion Markup Language (EmotionML) 1.0(2012年5月10日)
(1) データの手動アノテーション、(2) ユーザーの振る舞いからの感情関
連の状態の自動認識(3) 感情関連のシステムの振る舞いの生成、といった
分野での利用が考えられる、人間の感情を表現するプラグイン言語。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-emotionml-20120510/
↑ Vibration API(2012年5月8日)
ゲーム機器なので用いられるバイブレーションによるフィードバックのメカ
ニズムへのアクセスを行うAPIを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-vibration-20120508/
↑ Battery Status API(2012年5月8日)
ホスト装置および関連補助装置のバッテリー状態の情報を提供する新しい
DOMイベントタイプを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-battery-status-20120508/
↑ Web Workers(2012年5月1日)
Webアプリケーション作成者がメインページと並行にスクリプトを動かす
「Background Worker」を生成できるようにするAPIを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-workers-20120501/
↑ HTML5 Web Messaging(2012年5月1日)
HTML文書のブラウジングコンテキスト(browsing context)間での通信の
ための2つのメカニズムを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-webmessaging-20120501/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↓ A Direct Mapping of Relational Data to RDF(2012年5月29日)
リレーショナル・データのRDFへの直接的なマッピングを定義した規格。
2012年2月23日に勧告候補だったものが、今回ワーキングドラフト・イン・
ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdb-direct-mapping-20120529/
↓ R2RML: RDB to RDF Mapping Language(2012年5月29日)
リレーショナルデータベースからRDFデータセットへのカスタマイズした
マッピング表現するための言語仕様。2012年2月23日に勧告候補だったもの
が、今回ワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-r2rml-20120529/
↓ The WebSocket API(2012年5月24日)
遠隔のホストとの双方向通信のためのWebのソケット・プロトコルをWeb
ページが使えるようにするためのAPIを定義した規格。2011年12月8日に勧
告候補だったものが、今回ワーキングドラフト・イン・ラストコールとし
て公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-websockets-20120524/
↑ Indexed Database API(2012年5月24日)
トランザクショナル・データベースにおいて順序付けられたキーと値のペア
を格納したり取り出したりするためのAPIを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-IndexedDB-20120524/
■ User Timing(2012年5月8日)
高精度のタイムスタンプへのアクセスを可能にすることにより、Web開発者
がアプリケーションの性能を計測することができるようにするインター
フェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-user-timing-20120508/
■ Performance Timeline(2012年5月8日)
Webアプリケーションがナビゲーションと要素に関連したタイミング情報へ
アクセスするためのインターフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-performance-timeline-20120508/
↑ SPARQL 1.1 Query Results CSV and TSV Formats(2012年5月1日)
SPARQLのSELECT照会の結果をCSVとTSVで表現するための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-results-csv-tsv-20120501/
↑ SPARQL 1.1 Overview(2012年5月1日)
RDFグラフコンテンツの照会と操作を行うための一群の規格であるSPARQL
1.1の概要説明。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-overview-20120501/
■ SPARQL 1.1 Graph Store HTTP Protocol(2012年5月1日)
ネットワーク操作可能なRDFのセマンティックWebを管理するHTTPの最小
セットを規定した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-http-rdf-update-20120501/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
□ Pointer Lock(2012年5月29日)
3Dモデリング・ソフトウェアなどで用途のため、マウス・イベントのター
ゲットを単一エレメントにロックしカーソルを見えなくしつつ、マウスの
動きの生データにスクリプトでアクセスするためのAPIを提供する仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-pointerlock-20120529/
■ HTML Media Capture(2012年5月29日)
デバイスによる音声、イメージ、動画のキャプチャ機能へのアクセスを行
うためのHTMLのForm機能の拡張を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-media-capture-20120529/
□ Gamepad(2012年5月29日)
ゲームパッド装置を表現する低レベルでのインターフェースを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-gamepad-20120529/
□ URL(2012年5月24日)
URLという用語、URLを処理するアルゴリズム、URLの構築、構文解析、解決
を行うためのAPIを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-url-20120524/
□ Requirements for Internationalization Tag Set (ITS) 2.0
(2012年5月24日)
ITS 2.0 (Internationalization Tag Set Version 2.0) のためのメタデー
タ提案を集めた資料。HTML5を始めとするWebコンテンツ、CMSに格納された
コンテンツ、HTMLを生成する元となるXMLなどをターゲットとしている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-its2req-20120524/
□ Input Method Editor API(2012年5月24日)
IME (input-method editor)に対するスクリプトによるアクセスをWebアプ
リケーションに提供するAPIを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-ime-api-20120524/
□ Shadow DOM(2012年5月22日)
DOMサブツリー間の機能境界を確立し保守するための方法、また、文書ツ
リー内でそれらのサブツリーが相互にやり取りする方法を定義し、DOMに
おける機能のカプセル化を促進するための仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-shadow-dom-20120522/
□ The Screen Orientation API(2012年5月22日)
Webアプリケーションが、画面の回転方向状態の読み取り、その状態が変
わったことの認識、そして特定の状態への回転方向状態のロックを行える
ようにするAPI。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-screen-orientation-20120522/
□ Introduction to Web Components(2012年5月22日)
Webコンポーネントの概要を示すための参考資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-components-intro-20120522/
■ RDFa 1.1 Primer(2012年5月8日)
HTML中でRDFのメタデータを表現するためのRDFa文法の紹介。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdfa-primer-20120508/
■ PROV Model Primer(2012年5月3日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROVデータモデル
を理解するためのガイドライン。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-primer-20120503/
■ PROV-O: The PROV Ontology(2012年5月3日)
OWL2のPROVデータモデルをエンコードした規格であり、データの出所の情
報を表現するクラス。プロパティー、制約で構成される。2011年12月13日
に「The PROV Ontology: Model and Formal Semantics」と言う名称だった
ものが、今回「PROV-O: The PROV Ontology」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-o-20120503/
□ PROV-N: The Provenance Notation(2012年5月3日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROV-DMの例を提示
するための記法を定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-n-20120503/
■ PROV-DM: The PROV Data Model(2012年5月3日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデル。Web上には内容が食い違
う様々なデータがあるが、その出所を知ることによってデータが信頼でき
るものか判断するのに役立つ。2012年2月2日に「The PROV Data Model and
Abstract Syntax Notation」と言う名称だったものが、今回「PROV-DM:
The PROV Data Model」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-dm-20120503/
□ Constraints of the Provenance Data Model(2012年5月3日)
PROVのデータモデルの理解を深めるための一群の概念をさらに紹介し、出
所のステートメントに対する推論(inference)、およびPROVインスタンス
が従うべき妥当性制約(validity constraint)を定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-constraints-20120503/
■ CSS Regions Module Level 3(2012年5月3日)
「領域(regions)」と呼ばれる複数のエリアに対してコンテンツが流し
込まれるようにするためのメカニズムを定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-regions-20120503/
■ CSS Exclusions and Shapes Module Level 3(2012年5月3日)
CSSのfloatを拡張し、インライン・コンテンツを流し込む任意の領域を定
義する機能(CSS exclusion)、および、要素の内部、外部のインラインの
フローコンテンツをラップするための図形形状をコントロールする機能
(CSS shape)を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-exclusions-20120503/
■ CSS Writing Modes Module Level 3(2012年5月1日)
ヘブライ語やアラビア語などの右から左への文字並べや、日本語などの縦
書きに対応したテキストレイアウトモデルを定義したCSSのモジュール。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-writing-modes-20120501/
■ Character Model for the World Wide Web 1.0: Normalization
(2012年5月1日)
「Character Model for the World Wide Web 1.0: Fundamentals」に基い
た、テキスト正規化の使用およびWeb上での文字列の同一性マッチングに関
する共通リファレンスとしての資料。2005年10月27日に公開されたワーキ
ングドラフトをこれから変えるので、その意向表明のために同一仕様がそ
のまま公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-charmod-norm-20120501/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
↓ MediaStream Processing API(2012年5月31日)
HTMLのメディア・ストリームをWebメディア処理の統合の基盤とすべく、
HTMLのメディア・ストリームに対して音声・動画などのメディアのミキシ
ング、効果処理のAPIを定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-streamproc-20120531/
[E] The From-Origin Header(2012年5月29日)
他のサイトからのリソース(イメージデータなど)の埋め込みに制約を設
けるための「From-Origin」応答ヘッダーを定義した規格。ただし関心が
低かったため、今回ワーキンググループ・ノートとして公開し開発は中止
となった。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-from-origin-20120529/
[E] XBL 2.0(2012年5月24日)
XMLの要素を、スクリプト、イベント・ハンドラ、CSSなどへマッピング
する機能に関する使用。2000年にNetScapeがMozillaで開発したXBL1.0が
ベース。ただし関心が低かったため、今回ワーキンググループ・ノートと
して公開し開発は中止となった。前回2007年3月16日の勧告候補としての
公開時のタイトルは「XML Binding Language (XBL) 2.0」だった。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xbl-20120524/
[E] Web Services Internationalization (WS-I18N)(2012年5月22日)
国際的な操作を提供するSOAPメッセージの機能強化を行う規格。国際的
利用のため多種多様な開発モデルに対応する。また、局地的な規定(ポ
リシー)とメッセージとを関連付ける機能も提供する。SOAP拡張モデル
の利用により、SOAPに基づく仕様は豊かなメッセージ環境を提供するこ
とになる。WS-I18Nは他のウェブサービスやアプリケーション固有のプロ
トコルと併用されるべき基本単位であり、それ自体がウェブサービスの
国際的な機能を可能とするものではない。今回ワーキンググループ・ノー
トとして公開し開発は中止となった。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-ws-i18n-20120522/
↓ Vocabularies for EmotionML(2012年5月10日)
人間の感情とそれに関連する状態を表現するEmotionMLと共に使うことので
きるボキャブラリのリスト。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-emotion-voc-20120510/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第131号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/6/8
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
// とうとう梅雨入りのニュースが入ってきましたね。
|| いつもこの時期になると、店頭には一斉に梅の実が並び
l ~~||~l ます。毎年気になりつつも、なかなか手を出せずにいま
| 。: || .| したが、昨日やっと青梅を買ってきてせっせと漬けまし
| ||. | た。獲れたての梅の実100個ほどを綺麗に拭いて、竹串で
| °。||。| ヘタを取って。梅酒と梅シロップが出来上がる予定です。
| . || |
| Ο || | シロップは3週間ほどで完成するそう。梅雨が終わる前に
|_________| 楽しむことができるでしょうか。
それでは、Digital Xpressメールニュース第131号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年4月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年4月中、勧告が2本、勧告案が1本、勧告候補が3本、ワーキングドラフ
ト・イン・ラストコールが3本、ワーキングドラフトが13本、ワーキンググ
ループ・ノートが1本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告〕〕
↑ W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 1: Structures
(2012年4月5日)
XMLの要素、属性の構造を定義するスキーマ言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-xmlschema11-1-20120405/
↑ W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 2: Datatypes
(2012年4月5日)
XML Schemaおいて使用されるデータ型を定義した規格(XML Schemaの
パート2。パート1は要素や属性の階層構造を定義する規格)の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-xmlschema11-2-20120405/
〔〔勧告案〕〕
↑ Media Queries(2012年4月26日)
HTML4とCSS2を使えば、画面用(screen)や印刷用(print)にスタイルを
変えることができるが、それに加え、カラー(color)対応の画面であると
か、幅の指定をした上でそれに適合する画面など、様々な条件をクエリと
して指定することができるようにした規格。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-css3-mediaqueries-20120426/
※ この規格は、2009年4月23日に本ニュースで勧告候補としてお伝えした後、
2009年9月15日付、2010年7月27日付の勧告候補が存在しますが、本メール
ニュースでお伝えしておりませんでした。申し訳ございません。不手際を
深くお詫びします。
〔〔勧告候補〕〕
↑ Web IDL(2012年4月19日)
DOMインタフェースを含む様々な仕様で利用できるようなIDLを定義した
規格。
このIDLによるインタフェースがECMAScriptやJavaの実効環境の構成要素と
どのように対応づけられるかについても説明されている。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-WebIDL-20120419/
↑ CSS Image Values and Replaced Content Module Level 3(2012年4月17日)
CSSの指定の一つであるimageの値の文法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-css3-images-20120417/
↑ CSS Backgrounds and Borders Module Level 3(2012年4月17日)
HTMLへのスタイル指定言語であるCSSレベル3の「Background」と「Border」
に関する規定。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-css3-background-20120417/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↑ Server-Sent Events(2012年4月26日)
DOMイベント形式で、サーバーからプッシュ通知を受け取れるようにHTTP
接続をオープンするためのAPIを定義した仕様。APIは、「Push SMS」の
ような他のプッシュ通知でも使えるよう拡張できる設計となっている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-eventsource-20120426/
■ Authoring Tool Accessibility Guidelines (ATAG) 2.0(2012年4月10日)
障害を持つユーザーがより利用しやすいWebコンテンツオーサリングツールを
設計するためのガイドライン。“The W3C Web Accessibility Initiative”
が公開する一連のアクセシビリティガイドラインの一部。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-ATAG20-20120410/
↑ Cross-Origin Resource Sharing(2012年4月3日)
XMLコンテンツにアプリケーションがアクセスすることができるかどうかを
HTTPヘッダーやXML処理命令を使って指定できるようにした仕組み。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-cors-20120403/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
■ File API: Writer(2012年4月17日)
Webアプリケーションからファイルへの書き出しを行うためのAPIを定義
した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-file-writer-api-20120417/
■ File API: Directories and System(2012年4月17日)
ファイルシステムの階層をナビゲートするためのAPIを定義し、さらにユー
ザーエージェントがユーザーのファイルシステムのサンドボックス化した
セクションをWebアプリケーションに公開するための方法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-file-system-api-20120417/
■ Efficient XML Interchange (EXI) Profile(2012年4月10日)
いわゆるバイナリXMLの利用時に問題となる場合があるメモリーの制限を
考慮したキャッピング(capping)のルールをプロファイルとして定めた
規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-exi-profile-20120410/
□ CSS Variables Module Level 1(2012年4月10日)
CSSレベル3の機能の一部として、プリミティブな値の型として変数を新た
に規定した仕様。変数はあらゆるプロパティで利用可能。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css-variables-20120410/
↓ Implementing ATAG 2.0(2012年4月10日)
Authoring Tool Accessibility Guidelines 2.0のチェックポイントを実装
する際の技法を提案した資料。2011年7月21日にワーキングドラフト・イン・
ラストコールだったものが、今回ワーキングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-IMPLEMENTING-ATAG20-20120410/
□ Terms for describing people(2012年4月5日)
“名前”、“住所”、“所属組織”など「人」に関する属性情報の記述方
法を定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-vocab-people-20120405/
□ An organization ontology(2012年4月5日)
これによって様々なドメインに渡って組織情報のLinked-Data(“リンク
するデータ”)の公開をサポートすることを目的とし、「組織」の構造の
コア・オントロジーを記述した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-vocab-org-20120405/
□ Data Catalog Vocabulary (DCAT)(2012年4月5日)
Webで公開されるデータ・カタログ間の相互運用性を促進するためのRDF
ボキャブラリ。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-vocab-dcat-20120405/
□ The RDF Data Cube Vocabulary(2012年4月5日)
RDFを用い、統計情報などの多次元データを関連するデータ集合や概念に
リンクできるような仕方でWeb上で公開するためのボキャブラリ。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-vocab-data-cube-20120405/
■ DOM4(2012年4月5日)
WebプラットフォームのDOM Coreパートを定義する規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-dom-20120405/
■ CSS Transitions(2012年4月3日)
CSSのプロパティ値の変化がスムーズに起きるようにしたスタイルシート・
モジュール。2009年12月1日には「CSS Transitions Module Level 3」とい
う名称だったものが、今回「CSS Transitions」という名称で公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-transitions-20120403/
■ CSS Transforms(2012年4月3日)
CSSでスタイル付けられた要素を2次元、3次元空間で変形させるための規格。
「CSS 2D transforms」「CSS 3D transforms」「SVG transforms」を集約
した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-transforms-20120403/
■ CSS Animations(2012年4月3日)
CSSのプロパティ値を時間によって変化させることができるようにしたスタ
イルシート・モジュール。2009年3月20日には「CSS Animations Module
Level 3」という名称だったものが、今回「CSS Animations」という名称で
公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-animations-20120403/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
↓ Requirements for Japanese Text Layout(2012年4月3日)
JIS X 4051「日本語文書の行組版方法」をベースに、CSS、SVG、XSL-FO
などの技術を使った汎用的な日本語レイアウトへの要件をまとめた資料。
JIS X 4051以外の分野もカバーしている。タイトルには明示されていない
が、2009年6月4日にワーキンググループ・ノートとなった同タイトルの
仕様の第2版。2011年11月29日にワーキンググループとして公開された
ものが、今回ワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-jlreq-20120403/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第130号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/5/11
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
丶l/ _ 緑が鮮やかな季節になりました。お元気でお過ごし
- ○ - ヽヽ ですか。
/ 丶 l |
丿 / 金環日食まで、あと10日ほどですね。日食メガネな
`ー´ どを用意して数ヶ月前から楽しみにされていた方も
∩∩ いらっしゃるでしょうか。本州で観測されるのは
( ) なんと約130年ぶりだそうです。子どもの頃に普通
(○ ) の下敷き越しに日蝕を見ていた記憶がありますが
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ それでは目を傷める可能性があるそうです。
皆さま気を付けて観察を楽しまれてくださいね。
それでは、Digital Xpressメールニュース第130号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年3月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年3月中、勧告案が1本、勧告候補が8本、ワーキングドラフト・イン・
ラストコールが4本、ワーキングドラフトが20本、ワーキンググループ・
ノートが5本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告案〕〕
↑ Media Fragments URI 1.0 (basic)(2012年3月15日)
メディアの時間的・空間的なフラグメント(断片)をURIで表すための文法
およびそれらをHTTPプロトコル経由で使用する方法を説明した規格。
2011年12月1日には「Media Fragments URI 1.0」という名称だったものが、
今回「Media Fragments URI 1.0 (basic)」という名称で公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-media-frags-20120315/
〔〔勧告候補〕〕
↑ CSS Speech Module(2012年3月20日)
CSS3のテキスト読み上げのためのプロパティを規定する仕様。
Speech Synthesis Markup Language (SSML) Version 1.0のモデルに合うよ
うに設計されている。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-css3-speech-20120320/
↑ XML Encryption 1.1 CipherReference Processing using 2.0 Transforms
(2012年3月13日)
XML Signature 2.0 の変換モデル(transform model)をXML Encryption 1.1
のCipherReference要素の処理においてどのように使うかを指定した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xmlenc-transform20-20120313/
↑ XML Encryption Syntax and Processing Version 1.1(2012年3月13日)
XML Encryptionのバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xmlenc-core1-20120313/
↑ XHTML+RDFa 1.1(2012年3月13日)
「RDFa Core 1.1」を記述する対象となるマークアップ言語としてXHTML1.1
のスーパーセットを用いた仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xhtml-rdfa-20120313/
↑ RDFa Lite 1.1(2012年3月13日)
初心者のために、単純な構造化マークアップのタスクに適用できるような
いくつかの属性に絞ってRDFaをサブセット化したもの。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-rdfa-lite-20120313/
↑ RDFa Core 1.1(2012年3月13日)
任意のマークアップ言語(XHTMLなど)に対して、すでに記述された要素に
属性を指定して構造化データを表現するためのRDFベースの仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-rdfa-core-20120313/
■ Navigation Timing(2012年3月13日)
Webアプリケーションがナビゲーションのタイミングに関連した情報へアク
セスするためのインタフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-navigation-timing-20120313/
□ High Resolution Time(2012年3月13日)
システムクロックの歪み(skew)や調整に影響を受けずにサブミリ秒時間
分解能で現在時刻を返すJavascriptインターフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-hr-time-20120313/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↑ Widget Updates(2012年3月22日)
ウィジェットのバージョンアップに伴ってブラウザーがウィジェット・リ
ソースを更新するためのモデルを定義した仕様。HTTP経由、あるいはロー
カルなディスクから更新が行える。さらに、インストールのエラー、成功
を通知するための仕組みや、ウィジェット更新時のセキュリティポリシー
の再交渉の方法を記述している。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-widgets-updates-20120322/
↑ Web Workers(2012年3月13日)
Webアプリケーション作成者がメインページと並行にスクリプトを動かす
「Background Worker」を生成できるようにするAPIを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-workers-20120313/
↑ HTML5 Web Messaging(2012年3月13日)
HTML文書のブラウジングコンテキスト(browsing context)間での通信の
ための2つのメカニズムを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webmessaging-20120313/
↑ CSS Values and Units Module Level 3(2012年3月8日)
HTMLやXMLのためのスタイルシート言語CSSで受け付ける値と単位を定めた
CSS3の1つのモジュール。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-values-20120308/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
↓ HTML+RDFa 1.1(2012年3月29日)
HTML5 および XHTML5においてRDFaを指定するための規格。2011年5月25日
にワーキングドラフト・イン・ラストコールだったものが今回ワーキング
ドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdfa-in-html-20120329/
↓ HTML Microdata(2012年3月29日)
機械可読データをHTMLに埋め込むための「HTML microdata」のメカニズム
を定義した仕様。RDFとJSONを含む他のデータ形式とも互換性がある。
2011年5月25日にワーキングドラフト・イン・ラストコールだったものが今
回ワーキングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-microdata-20120329/
↓ HTML5(2012年3月29日)
HTMLの第5版。メジャーなバージョンアップである。2011年5月25日にワー
キングドラフト・イン・ラストコールだったものが今回ワーキングドラフト
として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html5-20120329/
■ HTML5 differences from HTML4(2012年3月29日)
HTML5とHTML4の差異を理由とともに解説した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html5-diff-20120329/
■ HTML5: Edition for Web Authors(2012年3月29日)
ブラウザ実装に関する詳細な規定を省いたHTML5のサブセット規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html5-author-20120329/
↓ Polyglot Markup: HTML-Compatible XHTML Documents(2012年3月29日)
HTML5をXML文書とも見なせるような形式にしたマークアップ言語。 2011年
5月25日にワーキングドラフト・イン・ラストコールだったものが今回ワー
キングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-polyglot-20120329/
■ HTML: The Markup Language(2012年3月29日)
HTML言語、およびHTMLコンテンツ制作者がHTMLに適合する文書を作成する
ために必要な詳細情報を説明した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-markup-20120329/
↓ HTML5: Techniques for providing useful text alternatives
(2012年3月29日)
HTML5において、イメージデータの代替テキストを表現するためのalt属性
の使用について説明した資料。2011年5月25日にワーキングドラフト・イ
ン・ラストコールだったものが今回ワーキングドラフトとして公開された。
<http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-alt-techniques-20120329/
■ HTML to Platform Accessibility APIs Implementation Guide
(2012年3月29日)
HTMLの要素/属性と様々なプラットフォーム上のアクセシビリティAPIとの
マッピングを行った説明書。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-aapi-20120329/
↓ HTML Canvas 2D Context(2012年3月29日)
HTML canvas 要素のための2D コンテキストを定義した仕様。2011年5月25日
にワーキングドラフト・イン・ラストコールだったものが今回ワーキングド
ラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-2dcontext-20120329/
□ XQuery Update Facility 3.0 Requirements and Use Cases
(2012年3月27日)
XQueryのデータ更新機能を規定する「XQuery Update Facility 3.0」の目
標、要件、ユースケースを説明した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xquery-update-30-requirements-use-cases-20120327/
■ XQuery 3.0 Use Cases (2012年3月27日)
XQuery3.0の利用シナリオ。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xquery-30-use-cases-20120327/
□ XQuery and XPath Full Text 3.0 Requirements and Use Cases
(2012年3月27日)
XQuery 3.0とXPath 3.0でのフルテキスト検索活用のための要件とユースケ
ースを説明した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xpath-full-text-30-requirements-use-cases-20120327/
□ Website Accessibility Conformance Evaluation Methodology 1.0
(2012年3月27日)
WCAG 2.0に照らしてWebサイトのアクセシビリティに関する適合性を評価す
るための方法論を国際的に調和の取れた仕方で提供するための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-WCAG-EM-20120327/
■ CSS Grid Layout(2012年3月22日)
Webアプリケーションの作成者向けのグリッド(格子)レイアウトのため機
能を説明したスタイルシート関連の仕様。2011年4月7日に「Grid Layout」
という名称だったものが、今回「CSS Grid Layout」という名称で公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-grid-layout-20120322/
■ CSS Flexible Box Layout Module(2012年3月22日)
インターフェース設計に特化したCSSのボックスモデルを定義した規格。
FirefoxのようなMozillaベースのアプリケーションのユーザーインター
フェースで使われているXULユーザーインターフェース言語のボックスモ
デルに基づいている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-flexbox-20120322/
■ Web Audio API(2012年3月15日)
Webアプリケーションでの音声の処理・合成を行うための高レベルの
JavaScript APIを定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webaudio-20120315/
■ Tracking Preference Expression (DNT)(2012年3月13日)
HTTPのDNT要求ヘッダー・フィールド、埋め込みスクリプトから可読な
HTML DOMプロパティ、様々なユーザーエージェントのプラグインや拡張
APIにアクセス可能なプロパティを介してサイト間の追跡設定(tracking
preference)を表現するためのメカニズムを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-tracking-dnt-20120313/
■ Tracking Compliance and Scope(2012年3月13日)
"Do Not Track" 設定の意味を定義し、Webサイトがこの設定に準拠する
ための手法を提示した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-tracking-compliance-20120313/
□ MediaStream Capture Scenarios(2012年3月6日)
画像や映像などのメディアのキャプチャを行うデバイスへのアクセスや、
そこからのコンテンツ配信を行うためのAPIの利用シナリオを説明した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-capture-scenarios-20120306/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
[E] SMIL Timesheets 1.0(2012年3月28日)
SMIL3.0の要素と属性のタイミング制御を他の言語で利用できるようにする
ための言語。2008年1月10日に初登場だし、ワーキングドラフト・イン・ラ
ストコールとして公開されたが、今回SYMM Working Groupの閉鎖に伴い今
後更新の予定のないワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-timesheets-20120328/
[E] The Media Capture API(2012年3月22日)
デバイスのオーディオ、イメージ、ビデオのキャプチャー機能へのアクセ
スをおこなうためのAPIを規定した規格。これが最終仕様であり今後更新の
予定はない。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-media-capture-api-20120322/
[E] Widget URI scheme(2012年3月13日)
「現行URI」を持つコンテキストは、HTTP経由で取り出した文書やローカル
なファイルシステムの文書では容易に入手可能であるが、ウィジェット・
パッケージ内で取り出された文書に対しては定義されていない。この規格
では、ウィジェット用のURI記法を定義している。今回、開発停止の決定に
伴いワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-widgets-uri-20120313/
↓ Microdata to RDF(2012年3月8日)
HTML文書に機械可読データを埋め込む「HTMLマイクロデータ(HTML
microdata)」に対して、出力としてRDFを取り出すための規格。2012年
1月12日にワーキングドラフトとして公開されたが、今回インタレスト
グループ・ノート(Interest Group Note)として公開されている。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-microdata-rdf-20120308/
↓ HTML Data Guide(2012年3月8日)
HTML文書からデータを取り出すため、マイクロフォーマット
(Microformat)、RDF、マイクロデータ(microdata)といういくつかの
文法を使いこなすためのガイドライン。2012年1月12日にワーキングドラ
フトとして公開されたが、今回インタレストグループ・ノート(Interest
Group Note)として公開されている。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-html-data-guide-20120308/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第129号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/3/30
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
σ //_/σ σ こんにちは。
// ̄σ σ 肌寒い日が続いていましたが、今日は春らしいお天気
// σ σ σ でした。来週は桜前線が一気に北上しそうですね。
/ σ
/ σ σ わたしはここ数年、近所の大浴場からの花見を楽しん
σ ( でいます。露天風呂から空を見上げると、桜の大枝が
) ) 広がり花びらがひらひらと……
σ ( 時間も忘れてぼんやりのんびりしてしまいます。
(*^o^;A) ^^^ 皆さまもお気に入りの場所でのお花見を楽しまれて
^^^^^^^^^ ^^^^^^^ くださいね。
^^^^^^^^
それでは、Digital Xpressメールニュース第129号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年2月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年2月中、勧告案が3本、勧告候補が2本、ワーキングドラフト・イン・ラ
ストコールが3本、ワーキングドラフトが10本、ワーキンググループ・ノート
が3本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告〕〕
↑ SOAP over Java Message Service 1.0(2012年2月16日)
JMS(Java Message Service)をサポートするメッセージングシステムに
SOAPをバインドする方法を規定した仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-soapjms-20120216/
↑ Ontology for Media Resources 1.0(2012年2月9日)
Web上のメディア・リソースを記述するコア・ボキャブラリ。メディア・
リソースを記述する基本メタデータを網羅するプロパティの共通集合に基
づいて定義される。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-mediaont-10-20120209/
↑ Widget Access Request Policy(2012年2月7日)
ウィジェット内部からのネットワーク・アクセスを制御するセキュリティ・
モデル、及び、ブラウザーが特定のネットワーク・リソースへのアクセル
を許可するようウィジェット作成者が要求を出す方法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/REC-widgets-access-20120207/
〔〔勧告候補〕〕
↑ A Direct Mapping of Relational Data to RDF(2012年2月23日)
リレーショナル・データのRDFへの直接的なマッピングを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-rdb-direct-mapping-20120223/
↑ R2RML: RDB to RDF Mapping Language(2012年2月23日)
リレーショナルデータベースからRDFデータセットへのカスタマイズした
マッピング表現するための言語仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-r2rml-20120223/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↑ Timing control for script-based animations(2012年2月21日)
アニメーションの更新比率を制限できるユーザー・エージェント(ブラウ
ザー)において、スクリプト・ベースのアニメーションを書く際に使うこ
とができるAPIを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-animation-timing-20120221/
■ Web IDL(2012年2月7日)
DOMインタフェースを含む様々な仕様で利用できるようなIDLを定義した
規格。
このIDLによるインタフェースがECMAScriptやJavaの実効環境の構成要素と
どのように対応づけられるかについても説明されている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-WebIDL-20120207/
↑ Vibration API(2012年2月2日)
ゲーム機器なので用いられるバイブレーションによるフィードバックのメ
カニズムへのアクセスを行うAPIを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-vibration-20120202/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
□ CSS Transforms(2012年2月28日)
CSSでスタイル付けられた要素を2次元、3次元空間で変形させるための規
格。「CSS 2D transforms」「CSS 3D transforms」「SVG transforms」を
集約した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-transforms-20120228/
□ CSS Fragmentation Module Level 3(2012年2月28日)
ページや段などにまたがるコンテンツ・フローを制御するための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-break-20120228/
■ Clipboard API and events(2012年2月23日)
Webアプリケーションでのコピー、カット&ペースト、ドラッグなどのクリッ
プボード操作のAPIを説明した資料。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-clipboard-apis-20120223/
■ State Chart XML (SCXML): State Machine Notation for Control
Abstraction(2012年2月16日)
コール制御機能を持つCCXMLやハレル状態テーブルに基いた汎用的な状態
機械ベースの実行環境を提供する規格。
↓ CSS Backgrounds and Borders Module Level 3(2012年2月14日)
HTMLへのスタイル指定言語であるCSSレベル3の「Background」と「Border」
に関する規定。2011年2月15日に勧告候補だったものが、今回ワーキングド
ラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-background-20120214/
■ WebRTC 1.0: Real-time Communication Between Browsers(2012年2月9日)
音声やビデオを含むローカルメディアをプラットフォームから要求したり、
メディアをネットワーク経由で他のブラウザやデバイス(リアルタイム・
プロトコルの適切なセットを実装したもの)に送信したり、他のブラウザ
やデバイスから受信したメディアをローカルに処理して表示させたりする
ためんお一連のAPIを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-webrtc-20120209/
□ EMMA: Extensible MultiModal Annotation markup language Version 1.1
(2012年2月9日)
音声、ペン、キーストロークなどによるユーザインプットの解釈をXML形式
で表現する方法を定義したEMMA(Extensible MultiModal Annotation
markup language)のバージョン1.1(バージョン1.0は2009年2月10日にW3C
勧告となっている)。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-emma11-20120209/
□ CSS Positioned Layout Module Level 3(2012年2月7日)
CSS1、CSS2の拡張として、要素の位置決めや重ね(stacking)に関連した
機能を含むCSSレベル3のモジュール。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-positioning-20120207/
□ Java language binding for Web IDL(2012年2月7日)
Web IDL規格のJavaバインディング。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-WebIDL-Java-20120207/
■ The PROV Data Model and Abstract Syntax Notation(2012年2月2日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデル。Web上には内容が食い違
う様々なデータがあるが、その出所を知ることによってデータが信頼でき
るものか判断するのに役立つ。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-dm-20120202/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
□ XInclude 1.1 Requirement and Use Cases(2012年2月14日)
分割されたXMLファイルを取り込むためのXInclude 規格の拡張のための要
件とユースケースをまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xinclude-11-requirements-20120214/
□ HTML/XML Task Force Report(2012年2月9日)
HTMLとXMLの相互運用を探るために設立されたTAG タスクフォースの報告書。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-html-xml-tf-report-20120209/
↓ Usage Patterns For Client-Side URI parameters(2009年4月15日)
Webアプリケーションの状態管理に関連して、Webアプリケーションの中間
ページのURIを生成することによって「戻る」ボタンが正しく動作するよう
にしたり、ビデオなどのコンテンツの特定の位置をクライアントがアドレ
ス指定できるようにするためのベストプラクティスを集めた資料。2009年
4月15日にワーキングドラフトだったものが、今回ワーキンググループ・
ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-hash-in-uri-20120209/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/
]]>
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第128号・・★★
■ ■ ■ ■ 2012/3/2
■■■ ■ ■ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
こんにちは。
。 °* 。 先週の水曜、関東地方は久しぶりの大雪でした。雪は昼過ぎ
* 。 までこんこんと降り積り、夕方には20cmほどに。一転して、
。°。* 次の日は春のような陽気でした。
° Д ° この季節は日替わりで天気が変わりますね。
* (¨) 。 毎日、ダウンを着るべきか…ブーツは…傘は?マスクは?と
( ) 天気予報をこまめにチェックし、風邪をひかないよう頑張って
⌒⌒⌒⌒ おられる方も多いと思います。まだまだ気温差の大きい日が続
⌒⌒⌒ きそうです。気を付けてお過ごしくださいね。
それでは、Digital Xpressメールニュース第128号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆2012年1月中W3Cによって公開された規格◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2011年1月中、勧告案が2本、勧告候補が5本、ワーキングドラフト・イン・
ラストコールが13本、ワーキングドラフトが13本、ワーキンググループ・
ノートが4本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告案〕〕
↑ W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 1: Structures
(2012年1月19日)
XMLの要素、属性の構造を定義するスキーマ言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-xmlschema11-1-20120119/
↑ W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 2: Datatypes
(2012年1月19日)
XML Schemaおいて使用されるデータ型を定義した規格(XML Schemaの
パート2。パート1は要素や属性の階層構造を定義する規格)の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-xmlschema11-2-20120119/
〔〔勧告候補〕〕
↑ XML Signature Streaming Profile of XPath 1.0(2012年1月24日)
XML Signature 2.0に対応してストリーム処理(XML文書を全部メモリーに
読み込むのではなく、タグの開始・終了などのイベントベースで解析を行
う処理方法)が行えるようにしたXPath1.0のプロファイル。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xmldsig-xpath-20120124/
↑ XML Signature Syntax and Processing Version 2.0(2012年1月24日)
XMLへの電子署名を扱ったXML Signatureのバージョン1.1からの改訂。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xmldsig-core2-20120124/
↑ Canonical XML Version 2.0(2012年1月24日)
Canonical XMLのバージョン1.1からの改訂。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xml-c14n2-20120124/
■ Navigation Timing(2012年1月17日)
Webアプリケーションがナビゲーションのタイミングに関連した情報へアク
セスするためのインタフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-navigation-timing-20120117/
↑ Multimodal Architecture and Interfaces(2012年1月12日)
マルチモーダルなインタフェースのアーキテクチャを解説した文書。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-mmi-arch-20120112/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↑ XHTML+RDFa 1.1(2012年1月31日)
「RDFa Core 1.1」を記述する対象となるマークアップ言語としてXHTML1.1
のスーパーセットを用いた仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xhtml-rdfa-20120131/
↑ RDFa Lite 1.1(2012年1月31日)
初心者のために、単純な構造化マークアップのタスクに適用できるような
いくつかの属性に絞ってRDFaをサブセット化したもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdfa-lite-20120131/
↑ RDFa Core 1.1(2012年1月31日)
任意のマークアップ言語(XHTMLなど)に対して、すでに記述された要素に
属性を指定して構造化データを表現するためのRDFベースの仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdfa-core-20120131/
■ XML processor profiles(2012年1月24日)
他の仕様がXMLプロセッサに求める機能を明確にできるよう、XMLプロセッ
サのプロファイルをまとめたもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xml-proc-profiles-20120124/
↑ CSS Image Values and Replaced Content Module Level 3
(2012年1月12日)
CSSの指定の一つであるimageの値の文法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-images-20120112/
↑ WAI-ARIA 1.0 User Agent Implementation Guide(2012年1月10日)
Webコンテンツのアクセシビリティを向上させるためコンテンツに含める
プロパティなどに、どのようにブラウザーが実装で対応するかを記述した
もの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-wai-aria-implementation-20120110/
↑ XML Encryption 1.1 CipherReference Processing using 2.0 Transforms
(2012年1月5日)
XML Signature 2.0 の変換モデル(transform model)をXML Encryption
1.1 のCipherReference要素の処理においてどのように使うかを指定した
規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlenc-transform20-20120105/
↓ XML Encryption Syntax and Processing Version 1.1(2012年1月5日)
XML Encryptionのバージョンアップ版。2011年3月3日に勧告候補だったも
のが、今回ワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlenc-core1-20120105/
■ SPARQL 1.1 Update(2012年1月5日)
RDFグラフの更新を行うための言語。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-update-20120105/
■ SPARQL 1.1 Service Description(2012年1月5日)
SPARQLプロトコル経由で使用可能なSPARQLサービスを発見する方法とそれ
を記述するボキャブラリーを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-service-description-20120105/
■ SPARQL 1.1 Query Language(2012年1月5日)
RDFへの照会言語であるSPARQL照会言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-query-20120105/
↑ SPARQL 1.1 Protocol(2012年1月5日)
SPARQL(SPARQL Protocol and RDF Query Language)のプロトコルを定義
した規格。2010年1月26日に「SPARQL 1.1 Protocol for RDF」という名称
だったものが、今回「SPARQL 1.1 Protocol」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-protocol-20120105/
■ SPARQL 1.1 Entailment Regimes(2012年1月5日)
単純含意(simple entailment)による照会ではなく、RDFS含意
(RDFS entailment)などの他の含意形態に対してSPARQLを使う方法に
ついて説明した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-entailment-20120105/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
■ CSS Text Level 3(2012年1月19日)
モジュール別に提供されることになっている次期HTML用スタイルシート
CSS(CSS3)のテキスト関連モジュール。改行、行端揃え、空白文字処理、
文字修飾、文字変形などを扱っている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-text-20120119/
■ Extensible Stylesheet Language (XSL) Version 2.0(2012年1月17日)
XML文書へのスタイル付け言語であるXSL(Extensible Stylesheet
Language)(※いわゆるXSL-FOでありXSLTではない)のバージョン2.0。
2010年12月16日に「Design Notes for Extensible Stylesheet Language
(XSL) 2.0」として設計段階だったものが今回使用として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xslfo20-20120117/
↓ CSS Basic User Interface Module Level 3 (CSS3 UI)(2012年1月17日)
HTMLとXMLのためのスタイルシート言語CSSのレベル3版としてユーザーイン
ターフェースに関連した内容を含む規格。2004年5月11日に「CSS3 Basic
User Interface Module」として勧告候補だったものが、今回名称を変えて
ワーキングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-ui-20120117/
■ XMLHttpRequest Level 2(2012年1月17日)
クロスサイト要求、プログレスイベント、バイトストリームのハンドリン
グなど、新しい機能をXMLHttpRequestに加えた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-XMLHttpRequest-20120117/
□ Microdata to RDF(2012年1月12日)
HTML文書に機械可読データを埋め込む「HTMLマイクロデータ(HTML
microdata)」に対して、出力としてRDFを取り出すための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-microdata-rdf-20120112/
□ HTML Data Guide(2012年1月12日)
HTML文書からデータを取り出すため、マイクロフォーマット
(Microformat)、RDF、マイクロデータ(microdata)といういくつかの
文法を使いこなすためのガイドライン。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-data-guide-20120112/
□ PROV Model Primer(2012年1月10日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROVデータモデル
を理解するためのガイドライン。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-primer-20120110/
□ PROV-AQ: Provenance Access and Query(2012年1月10日)
Webリソースの出所を表現する情報を獲得するため、HTTPを含む標準的な
Webプロトコルを使用する方法についての規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-aq-20120110/
■ XML Security Algorithm Cross-Reference(2012年1月5日)
XML SecurityのアルゴリズムのURI識別子およびそれに関連する仕様を
まとめたもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlsec-algorithms-20120105/
□ Test cases for XML Encryption 1.1(2012年1月5日)
XML Encryption 1.1のテストケースの概要を示した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlenc-core1-testcases-20120105/
□ Test cases for Canonical XML 2.0(2012年1月5日)
Canonical XML 2.0のテストケースの概要を示した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xml-c14n2-testcases-20120105/
■ DOM4(2012年1月5日)
WebプラットフォームのDOM Coreパートを定義する規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-dom-20120105/
□ Media Accessibility User Requirements(2012年1月3日)
Webユーザーで身体が不自由な方について、W3C HTML5アクセシビリティ・
タスクフォースが収集した音声や動画に関連する要件を集めたもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-media-accessibility-reqs-20120103/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
↓ XML Security RELAX NG Schemas(2012年1月24日)
XML Signature 1.1 と XML Signature Properties のスキーマをRELAX
NGで表現したもの。(※XML Signature 1.1 と XML Signature Properties
の規格本体では、規範(normative)としての規格説明の中で、それぞれ
W3C XML Schemaを使ったスキーマを定義している。)2011年8月30日にワー
キングドラフトだったものが今回ワーキンググループ・ノートとして公開
された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xmlsec-rngschema-20120124/
□ MMI interoperability test report(2012年1月24日)
「Multimodal Architecture and Interfaces」仕様を実装したマルチモー
ダル・コンポーネントの相互運用性を確認するために実施した相互運用試
験についてまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-mmi-interop-20120124/
■ Techniques for WCAG 2.0(2012年1月3日)
一般的な技術、HTML、CSS、SMIL、スクリプトなどの特定の技術を使って、
WCAGの適合基準をどのように実現するかについて説明した文書。2010年
10月14日のワーキンググループ・ノートが改訂された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-WCAG20-TECHS-20120103/
■ Understanding WCAG 2.0(2012年1月3日)
WCAG2.0のガイドブック。WCAG2.0で規定された指針について、その意図、
様々なWeb技術を利用してそれらの指針に適合した例、また適合しない例
など、詳しく説明している。2010年10月14日のワーキンググループ・
ノートが改訂された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-UNDERSTANDING-WCAG20-20120103/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆詳細について◆◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/