Digital Xpress メールニュース第89号
2008年11月27日作成
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■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第89号・・★★
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、 今日は、東京では雨がぱらつき、本当に寒い一日でした。
(@)◎)\ 今年の春に友人に花の苗をもらってから約8ヶ月。夏に花
(◎@)@))\ が咲く予定だったのですが、全く咲かず、茎がのびるば
`@)◎(@) \ かりでした。もう、来年まで花は咲かないだろうと半ば
´(@)@) \_ あきらめていたのですが、先週末やっと一輪かわいい
″ ̄ ̄ ̄~ξ\/ 花を咲かせてくれました。よく見ると小さなつぼみが
たくさんついたのです。マイペースではあったものの
しっかりと成長していたのですね。
それでは、DXメールニュース、第89号をお届けします。
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◆◆2008年10月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2008年10月中、勧告が3本、勧告案が1本、ワーキングドラフト・イン・ラスト
コールが1本、ワーキングドラフトが10本、グループノートが1本公開されまし
た。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・★
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・■
〔〔勧告〕〕
↑ Pronunciation Lexicon Specification (PLS) Version 1.0
(2008年10月14日)
音声ブラウザにおける音声認識や音声合成のエンジンで使用する読み上げ
指定の文法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2008/REC-pronunciation-lexicon-20081014/
↑ RDFa in XHTML: Syntax and Processing(2008年10月14日)
RDFaパーサーを作ろうとする技術者のためのRDFaの詳細な文法規格であり、
パースのための規則の説明が含まれている。
http://www.w3.org/TR/2008/REC-rdfa-syntax-20081014
↑ XHTML Modularization 1.1(2008年10月8日)
XHTMLの拡張/サブセット化を行えるように、XHTMLをモジュール化した仕
様の改訂版。個々のモジュール毎にDTDおよびXML Schemaによるスキーマ記
述が行われている。
http://www.w3.org/TR/2008/REC-xhtml-modularization-20081008
〔〔勧告案〕〕
↑ Synchronized Multimedia Integration Language (SMIL 3.0)
(2008年10月6日)
マルチメディアコンテンツを同期させて表示するためのSMILのバージョン
アップ版。
http://www.w3.org/TR/2008/PR-SMIL3-20081006/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↓ Media Queries(2008年10月15日)
HTML4とCSS2を使えば、画面用(screen)や印刷用(print)にスタイルを変
えることができるが、それに加え、カラー(color)対応の画面であるとか、
幅の指定をした上でそれに適合する画面など、様々な条件をクエリとして指
定することができるようにした規格。2007年6月に勧告候補だったものがワー
キングドラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-css3-mediaqueries-20081015/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
■ Multimodal Architecture and Interfaces(2008年10月16日)
マルチモーダルなインタフェースのアーキテクチャを解説した文書。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-mmi-arch-20081016/
■ Requirements of Japanese Text Layout(2008年10月15日)
JIS X 4051「日本語文書の行組版方法」をベースに、CSS、SVG、XSL-FOな
どの技術を使った汎用的な日本語レイアウトへの要件をまとめた資料
http://www.w3.org/TR/2008/WD-jlreq-20081015/
■ OWL 2 Web Ontology Language:Mapping to RDF Graphs(2008年10月8日)
OWLに関し、いくつかの機能拡張を行ったバージョン2を構成する一つの規
格。この文書では、OWL2の機能スタイル文法とRDF交換文法の対応を説明し
ている。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-owl2-mapping-to-rdf-20081008/
■ OWL 2 Web Ontology Language:Profiles(2008年10月8日)
より簡単かつ効率的に実装することができるOWL2のいくつかのプロファイ
ルを定めた資料。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-owl2-profiles-20081008/
★ OWL 2 Web Ontology Language:RDF-Based Semantics(2008年10月8日)
「OWL 2 Full」と呼ばれるOWL2のためのRDFS互換のモデル理論的意味論を規
定した資料。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-owl2-rdf-based-semantics-20081008/
■ OWL 2 Web Ontology Language:Direct Semantics(2008年10月8日)
OWLに関し、いくつかの機能拡張を行ったバージョン2.0を構成する一つの
規格。この文書では、OWLのモデル理論的意味論を解説している。2008年4月
11日時点では「OWL 2 Web Ontology Language:Model-Theoretic Semantics」
という名称だったものが変更された。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-owl2-semantics-20081008/
■ OWL 2 Web Ontology Language:Structural Specification and
Functional-Style Syntax(2008年10月8日)
OWLに関し、いくつかの機能拡張を行ったバージョン2を構成する一つの規
格。この文書では、OWLの機能スタイル文法を定義している。また、OWL2
オントロジーの情報構造仕様も含まれている。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-owl2-syntax-20081008/
★ OWL 2 Web Ontology Language:Conformance and Test Cases
(2008年10月8日)
OWL2ツールがOWL2仕様に適合するための条件を説明すると同時に、適合性
テストに使うことのできるテストケースを提供している。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-owl2-test-20081008/
■ OWL 2 Web Ontology Language:XML Serialization(2008年10月8日)
OWL2の文法と構造をXMLを使って表現するための仕様。XML Schemaを使って
定義されている。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-owl2-xml-serialization-20081008/
★ Widgets 1.0: Updates(2008年10月7日)
ウィジェットのバージョンアップに伴ってブラウザがウィジェット・リソー
スを更新するためのモデルを定義した仕様。HTTP経由、あるいはローカルな
ディスクから更新が行える。さらに、インストールのエラー、成功を通知す
るための仕組みや、ウィジェット更新時のセキュリティポリシーの再交渉の
方法を記述している。
http://www.w3.org/TR/2008/WD-widgets-updates-20081007/
〔〔グループノート〕〕
↓ RDFa Primer(2008年10月14日)
XHTML中でRDFのメタデータを表現するためのRDFa文法の紹介。
http://www.w3.org/TR/2008/NOTE-xhtml-rdfa-primer-20081014/