Digital Xpressメールニュース第105号
2010年03月30日作成
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■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第105号・・★★
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こんにちは。
。°。 。 ° ° ° もう桜も咲き始めているのに、まだまだ寒い日が続
° 。 °° 。 °きますね。先日、外を歩いていたら、急に氷の粒が
。 ° i⌒i 。 。 ° 降ってきました。はたしてこれは雹(ひょう)なのか、
。。°//\\ 。 °霰(あられ)なのか。調べてみたところ、雹と霰の違
°//T ̄T\\° 。 いは氷の粒の大きさの違いだけなんですね。雹は粒
。// ̄T ̄T ̄\\ が直径5㎜以上のもの、霰が直径5㎜未満のものだ
`| ̄T ̄ ̄T ̄|´。 °そうです。
° | | 冂 | | °。今度氷の粒が降ってきたら測ってみようと思います。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それでは、第105号をお届けします。
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◆◆2010年2月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2010年2月中、勧告案が3本、勧告候補が2本、ワーキングドラフト・イン・ラス
トコールが4本、ワーキングドラフトが7本、ワーキンググループノートが1本公
開されました。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
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【記述書式の変更について】
最初にこれまで「グループノート」としていたものについての記述の変更につ
いてご説明致します。
W3Cの規格開発のプロセスを示した「W3C Process Document」では「ワーキング
グループ・ノート(Working Group Note)」、「インタレストグループ・ノー
ト(Interest Group Note)」と「コーディネーショングループ・ノート
(Coordination Group Note)」の3種類のグループノートがありますので、
今後それぞれを明確に分け、そのステータス記述についても変更を行わせてい
ただきます。
■「ワーキンググループ・ノート」について
これまでワーキンググループ・ノートは、以前にワーキングドラフトとして公
開されていた場合、「ステージダウンしたもの」としてお知らせしていました
が、ワーキングドラフトとして作業が行われたものが、ワーキンググループ・
ノートとして作業終了(あるいは作業中止)する場合もあることが、規格開発
のプロセスを示した「W3C Process Document
(http://www.w3.org/2005/10/Process-20051014/tr)」に記載されていること
に気がつきました。そこで、今回からそのような場合、記号[E](Endの意)を
使って表記します(ただし最初からワーキンググループ・ノートとして公開さ
れる場合もあるので、その場合は説明文にその旨記述致します)。
■「インタレストグループ・ノート」と「コーディネーショングループ・ノート」
について
この他、W3Cでは、「インタレストグループ・ノート(Interest Group Note)」
と「コーディネーショングループ・ノート(Coordination Group Note)」と
いう文書が公開されることがあります。これらは、ワーキングドラフトほど強
い意図のない資料に用いられ、作業が完了した場合にも、作業途中の資料にも
使われる場合があるようです。(たとえば、2009年12月8日に公開された Mobile
Web for Social Development Roadmap は、インタレストグループ・ノートです。)
したがって、これらについては、基本的に「初登場したもの」「ステージが変
わらず公開されたもの」の2つで規格開発のステージを表現することとし、作
業が完了したことが明記されている場合には、記号[E]を用いることします。
以上のように、これらワーキンググループ・ノート、インタレストグループ・
ノート、コーディネーショングループ・ノートに関して今後は上記の通り記述
することと致します。これまでの記述が不正確だったことをお詫び致します。
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〔〔勧告案〕〕
↑ XML Linking Language (XLink) Version 1.1(2010年2月25日)
XML文書中にリンク情報を記述するための規格XLinkの改訂版。
http://www.w3.org/TR/2010/PR-xlink11-20100225/
↑ Speech Synthesis Markup Language (SSML) Version 1.1(2010年2月23日)
合成音声を作成するためのマークアップ言語。2004年9月にW3C勧告となった
SSML1.0のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2010/PR-speech-synthesis11-20100223/
↑ XML Entity Definitions for Characters(2010年2月11日)
数式などで頻繁に利用される記号などをXMLエンティティとして表現できる
ようにしようという規格。
http://www.w3.org/TR/2010/PR-xml-entity-names-20100211/
〔〔勧告候補〕〕
■ Timed Text Markup Language (TTML) 1.0(2010年2月23日)
timed text authoring format (TT AF)の時間情報付きテキストを、従来の
配布システム間で配布形式の交換するための記述形式。
http://www.w3.org/TR/2010/CR-ttaf1-dfxp-20100223/
↑ Mobile Web Application Best Practices(2010年2月11日)
携帯デバイスでのWebアプリケーション開発のベストプラクティス集。
http://www.w3.org/TR/2010/CR-mwabp-20100211/
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|『エコとコストを考え賢く買い物 ecost-plus.jp』ニュース |
| 4月以降もエコポイント制度の延長も決まりましたね! |
| 省エネ家電比較・検索サイトエコストプラスに |
| 「テレビ」 |
| が追加になりました! |
| |
|● お手持ちのテレビを検索してMy家電を設定する |
| http://www.ecost-plus.jp/searches/mydevice/tv |
|● 購入を検討している製品の大まかな条件を指定して探す |
| http://www.ecost-plus.jp/searches/index/tv |
|● 比較・検討する |
| http://www.ecost-plus.jp/searches/comparison/tv |
| |
| なお、4月からテレビのみエコポイント対象製品が変わってしまいます |
| のでご注意ください。 |
| http://www.ecost-plus.jp/ |
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〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↓ RIF Production Rule Dialect(2010年2月11日)
生成規則(production rules)を交換するためのRule Interchange Format
(RIF)の方言。2009年10月1日に勧告候補だったものが、今回ワーキングド
ラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-rif-prd-20100211/
■ Guidelines for Web Content Transformation Proxies 1.0(2010年2月11日)
Webコンテンツを配布する際にコンテンツ変換プロキシとコンテンツプロバ
イダへのガイドラインとなる資料。起点となるサーバーが、変換プロキシ
に対してHTTP要求/応答を変えないように要求する方法や、変換プロキシ
がユーザーに提供する制御オプションについて解説している。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ct-guidelines-20100211/
↑ XML Signature Properties(2010年2月4日)
XML Signatureで規定されているXML Signature のプロパティを記述するた
めのSignatureProperties 要素の中で仕えるプロパティ(要素)とその名
前空間を定めたもの。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmldsig-properties-20100204/
↑ XML Signature Syntax and Processing Version 1.1(2010年2月4日)
XML Signature のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmldsig-core1-20100204/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
□ Web Services Event Descriptions (WS-EventDescriptions)(2010年2月9日)
エンドポイントが、それが生成するイベントの構造と内容を公開するため
のメカニズムを規定したもの。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-event-descriptions-20100209
■ Design Notes for Extensible Stylesheet Language (XSL) 2.0
(2010年2月4日)
XML文書へのスタイル付け言語であるXSL(Extensible Stylesheet Language)
のXSL-FOのパートでバージョン2.0から導入された機能や変更点を説明した
資料。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xslfo20-20100204/
□ XML Security 2.0 Requirements and Design Considerations
(2010年2月4日)
XML Security 2.0に関するユースケース、要件、設計の選択肢の概要を示
した資料。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmlsec-reqs2-20100204/
■ XML Security 1.1 Requirements and Design Considerations
(2010年2月4日)
XML Signature とCanonical XML の改訂作業のために、開発の指針や要件
をまとめたもの。2009年2月26日に「XML Security Use Cases and
Requirements」として公開されたものが、今回名称を変えて公開された。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmlsec-reqs-20100204/
■ XML Signature Best Practices(2010年2月4日)
XML Signature のベストプラクティス集。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmldsig-bestpractices-20100204/
□ XML Security RELAX NG Schemas(2010年2月4日)
XML Signature 1.1 と XML Signature Properties のスキーマをRELAX NG
で表現したもの。(※XML Signature 1.1 と XML Signature Properties
の規格本体では、規範(normative)としての規格説明の中で、それぞれW3C
XML Schemaを使ったスキーマを定義している。)
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmlsec-rngschema-20100204/
□ The System Information API(2010年2月2日)
Webアプリケーションが、自分自身が稼働しているシステムの様々なプロパ
ティ(特にハードウェア関連プロパティ)をアクセスできるようにするAPI
を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-system-info-api-20100202/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
[E] XML Signature Transform Simplification: Requirements and Design
(2010年2月4日)
XML Signatureで規定されている変換(Transform)のメカニズムを簡易な
ものとして採用を促進することを目的とした規格。2009年7月30日にワー
キングドラフトだったものがワーキンググループ・ノートとなった。
http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-xmldsig-simplify-20100204/
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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/