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Digital Xpressメールニュース第124号

2011年11月04日作成 

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■    ■    ■    ★★・・Digital Xpressメールニュース第124号・・★★
■    ■  ■  ■                      2011/10/31
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こんにちは。紅葉の美しい季節になりましたね。
一日の温度変化が大きい季節ですが、お元気でお過ごしでしょうか?

     ∵☆∵∴  先日の夜、大きなバスケットを持った人が
   ヾ  〃∴∵☆∵  車から降りてくるところに遭遇しました。
  ⌒Y⌒ヽ ∵∴∵  何が入っているのか見ていたところ、
  ΘvΘ丿      蓋を開けて出てきたのは小さなフクロウでした。
  wwwヽ   くるくると辺りを見回すしぐさは愛らしいものですね。
  w w w w ヽ  あれだけ首を回せれば、きっと肩こりも解消するだろうなと
  w w wヽ ヽ 少しうらやましい思いで眺めてしまいました。
--Λ-Λ--
======= マフラーやコートなどで、首や肩の凝りが加速する時期
             ですが、こまめにストレッチをして乗り切りたいものです。

それでは、Digital Xpressメールニュース第124号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。

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◆◆2011年9月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2011年9月中、勧告が4本、勧告案が7本、勧告候補が1本、ワーキングドラ
フト・イン・ラストコールが11本、ワーキングドラフトが12本、ワーキング
グループ・ノートが1本公開されました。

下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。

ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・[E]

〔〔勧告〕〕

↑ Selectors Level 3(2011年9月29日)
   CSS1とCSS2で使われてきた、HTMLやXMLの要素を特定するためのセレクタを
   CSS3用に拡張したもの。
   http://www.w3.org/TR/2011/REC-css3-selectors-20110929/

↑ CSS Namespaces Module(2011年9月29日)
   CSSで名前空間を宣言するときの構文を定義した規格。
   ※お詫び:この規格については、2011年8月11日の勧告案が公開されており
   ましたが、8月号で掲載しておりませんでした。深くお詫び致します。
   http://www.w3.org/TR/2011/REC-css3-namespace-20110929/

↑ Widget Packaging and XML Configuration(2011年9月27日)
   ウィジェット(「Widgets」)のためのZIP形式のパッケージ化、XMLベース
   の構成文書形式を定義したもの。
   http://www.w3.org/TR/2011/REC-widgets-20110927/

↑ Ink Markup Language (InkML)(2011年9月20日)
   手書きの署名を表現し、交換するためのマークアップ言語。
   http://www.w3.org/TR/2011/REC-InkML-20110920/

〔〔勧告案〕〕

↑ Web Services Transfer (WS-Transfer)(2011年9月27日)
   Webサービス・リソースをXMLで表現したものに対するアクセスを行うため
   のSOAPベースのプロトコル。
   http://www.w3.org/TR/2011/PR-ws-transfer-20110927/

↑ Web Services SOAP Assertions (WS-SOAPAssertions)(2011年9月27日)
   メッセージ交換において1.1あるいは1.2のいずれかのバージョンのSOAPを
   使用するための要件を表す2つのWS-Policyアサーションを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/PR-ws-soap-assertions-20110927/

↑ Web Services Metadata Exchange (WS-MetadataExchange)
   (2011年9月27日)
   Webサービスのエンドポイントに関連付けられたメタデータをWS-Transfer
   のリソースとして表現したり、WS-Addressingのエンドポイント参照に埋め
   込んだり、Webサービスのエンドポイントから取り出したりできるかを定義
   した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/PR-ws-metadata-exchange-20110927/

↑ Web Services Fragment (WS-Fragment)(2011年9月27日)
   WS-Transferを拡張し、メッセージ交換においてXML全体を取り込まずに
   WS-Transferによって使用可能にされたリソースのフラグメントを取り出し
   たり、操作できるようにした規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/PR-ws-fragment-20110927/

↑ Web Services Eventing (WS-Eventing)(2011年9月27日)
   Webサービスがイベント通知メッセージを受信できるように登録するための
   プロトコル。
   http://www.w3.org/TR/2011/PR-ws-eventing-20110927/

↑ Web Services Event Descriptions (WS-EventDescriptions)
   (2011年9月27日)
   エンドポイントが、それが生成するイベントの構造と内容を公開するため
   のメカニズムを規定したもの。
   http://www.w3.org/TR/2011/PR-ws-event-descriptions-20110927/

↑ Web Services Enumeration (WS-Enumeration)(2011年9月27日)
   ログやメッセージキューなどの列挙情報をたどるのに使う、XML要素を列挙
   するためのSOAPベースのプロトコル。
   http://www.w3.org/TR/2011/PR-ws-enumeration-20110927/

〔〔勧告候補〕〕

↑ Progress Events(2011年9月22日)
   XMLHTTPRequestなどのデータ転送操作の進捗状況を監視するためのイベン
   トタイプを定義した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2011/CR-progress-events-20110922/

〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕

↑ The WebSocket API(2011年9月29日)
   遠隔のホストとの双方向通信のためのWebのソケット・プロトコルをWeb
   ページが使えるようにするためのAPIを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-websockets-20110929/

■ Web IDL(2011年9月27日)
   DOMインタフェースを含む様々な仕様で利用できるようなIDLを定義した規
   格。このIDLによるインタフェースがECMAScriptやJavaの実効環境の構成要
   素とどのように対応づけられるかについても説明されている。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-WebIDL-20110927/

↑ A Direct Mapping of Relational Data to RDF(2011年9月20日)
   リレーショナル・データのRDFへの直接的なマッピングを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-rdb-direct-mapping-20110920/

↑ R2RML: RDB to RDF Mapping Language(2011年9月20日)
   リレーショナルデータベースからRDFデータセットへのカスタマイズした
   マッピング表現するための言語仕様。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-r2rml-20110920/

↑ Touch Events version 1(2011年9月13日)
   タッチパネルなどへの接触に関する一連のイベントを定義した規格。
   2011年5月5日に「Touch Events Specification」という名称だったものが、
   今回名称を変えて公開された。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-touch-events-20110913/

□ SPARQL 1.1 Query Results JSON Format(2011年9月13日)
   SPARQL照会言語でのSELECTおよびASK 照会の結果のJSONによる表現につい
   て説明した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-sparql11-results-json-20110913/

■ Multimodal Architecture and Interfaces(2011年9月6日)
   マルチモーダルなインタフェースのアーキテクチャを解説した文書。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-mmi-arch-20110906/

■ Web Workers(2011年9月1日)
   Webアプリケーション作成者がメインページと並行にスクリプトを動かす
   「Background Worker」を生成できるようにするAPIを定義した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-workers-20110901/

↑ User Timing(2011年9月1日)
   高精度のタイムスタンプへのアクセスを可能にすることにより、Web開発者
   がアプリケーションの性能を計測することができるようにするインター
   フェースを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-user-timing-20110901/

↑ Performance Timeline(2011年9月1日)
   Webアプリケーションがナビゲーションと要素に関連したタイミング情報へ
   アクセスするためのインターフェースを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-performance-timeline-20110901/

↑ Web Storage(2011年9月1日)
   Webクライアントにおける永続データストレージのためのキーと値のペア
   (KVP)のデータへのアクセスのためのAPIを定義した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-webstorage-20110901/

〔〔ワーキングドラフト〕〕

□ Selectors Level 4(2011年9月29日)
   CSSのセレクタの既存機能と、新しいセレクタについて規定した規格。
   CSS以外でも活用することを想定している。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-selectors4-20110929/

■ Extensible Stylesheet Language (XSL) Version 2.0(2011年9月27日)
   XML文書へのスタイル付け言語であるXSL(Extensible Stylesheet Language)
   (※いわゆるXSL-FOでありXSLTではない)のバージョン2.0。
   2010年12月16日に「Design Notes for Extensible Stylesheet Language
   (XSL) 2.0」として設計段階だったものが今回使用として公開された。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-xslfo20-20110927/

↓ Widget URI scheme(2011年9月27日)
   「現行URI」を持つコンテキストは、HTTP経由で取り出した文書やローカル
   なファイルシステムの文書では容易に入手可能であるが、ウィジェット・
   パッケージ内で取り出された文書に対しては定義されていない。この規格
   では、ウィジェット用のURI記法を定義している。2009年6月18日付けワー
   キングドラフトでは「Widgets 1.0: URI Scheme」という規格名だった。
   2009年10月8日にワーキングドラフト・イン・ラストコールとなったとき
   には「Widgets 1.0: Widget URIs」だったが、今回ワーキングドラフトに
   下がり、名称もさらに変わった。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-widgets-uri-20110927/

■ DOM4(2011年9月15日)
   WebプラットフォームのDOM Coreパートを定義する規格。2011年5月31日に
   「DOM Core」という名称だったものが、今回「DOM4」として公開された。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-dom-20110915/

□ CSS Device Adaptation(2011年9月15日)
   CSSにおいて、初期包含ブロックの基礎として使用されるビューポートの
   サイズ、ズーム・ファクター、方向を指定する方法を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-css-device-adapt-20110915/

■ Battery Status Events(2011年9月15日)
   ホスト装置および関連補助装置のバッテリー状態の情報を提供する新しい
   DOMイベントタイプを定義した仕様。
   2011年6月2日に「Battery Status Event Specification」という名称だった
   ものが今回「Battery Status Events」として公開された。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-battery-status-20110915/

□ SPARQL 1.1 Query Results CSV and TSV Formats(2011年9月13日)
   SPARQLのSELECT照会の結果をCSVとTSVで表現するための規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-sparql11-results-csv-tsv-20110913/

■ CSS Image Values and Replaced Content Module Level 3(2011年9月8日)
   CSSの指定の一つであるimageの値の文法を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-images-20110908/

■ CSS Values and Units Module Level 3(2011年9月6日)
   HTMLやXMLのためのスタイルシート言語CSSで受け付ける値と単位を定めた
   CSS3の1つのモジュール。2006年9月19日に「CSS3 Values and Units」と
   いう名称だったものが、今回「CSS Values and Units Module Level 3」
   として公開された。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-values-20110906/

■ CSS Writing Modes Module Level 3(2011年9月1日)
   ヘブライ語やアラビア語などの右から左への文字並べや、日本語などの
   縦書きに対応したテキストレイアウトモデルを定義したCSSのモジュール。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-writing-modes-20110901/

■ CSS Text Level 3(2011年9月1日)
   モジュール別に提供されることになっている次期HTML用スタイルシートCSS
   (CSS3)のテキスト関連モジュール。改行、行端揃え、空白文字処理、文
   字修飾、文字変形などを扱っている。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-text-20110901/

□ CSS Conditional Rules Module Level 3(2011年9月1日)
   プロセッサや適用される文書の能力に応じたスタイルシートの条件付き処
   理機能を含むCSSの規格。レベル2に対して拡張された主なものとしては、
   @media内での@規則(at-rule)のネスト、条件付き処理のための@supports
   ルールの@documentルールの追加がある。
   http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-conditional-20110901/

〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕

↓ Requirement For Standardizing Widgets(2011年9月27日)
   ウィジェット(「Widgets」)の様々な側面を標準化するための設計目標や
   要件をリストした資料。2010年10月26日にはワーキングドラフトで「Widget
   Requirements」という名称だったものが、名称が変わりワーキンググルー
   プ・ノートとして公開された。
   http://www.w3.org/TR/2011/NOTE-widgets-reqs-20110927/

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◆◆X-plus◆◆
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  https://x-plus.utj.co.jp/

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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
 http://www.w3.org/TR/





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