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Digital Xpressメールニュース第128号

2012年03月02日作成 

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■    ■    ■     ★★・・Digital Xpressメールニュース第128号・・★★
■    ■  ■  ■                     2012/3/2
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        こんにちは。
。 °* 。   先週の水曜、関東地方は久しぶりの大雪でした。雪は昼過ぎ
 *  。   までこんこんと降り積り、夕方には20cmほどに。一転して、
 。°。*    次の日は春のような陽気でした。
°  Д °   この季節は日替わりで天気が変わりますね。
*  (¨) 。   毎日、ダウンを着るべきか…ブーツは…傘は?マスクは?と
 (  )     天気予報をこまめにチェックし、風邪をひかないよう頑張って
⌒⌒⌒⌒     おられる方も多いと思います。まだまだ気温差の大きい日が続
⌒⌒⌒      きそうです。気を付けてお過ごしくださいね。

それでは、Digital Xpressメールニュース第128号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。

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◆◆2012年1月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2011年1月中、勧告案が2本、勧告候補が5本、ワーキングドラフト・イン・
ラストコールが13本、ワーキングドラフトが13本、ワーキンググループ・
ノートが4本公開されました。

下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。

ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]

〔〔勧告案〕〕

↑ W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 1: Structures
(2012年1月19日)
XMLの要素、属性の構造を定義するスキーマ言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-xmlschema11-1-20120119/

↑ W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 2: Datatypes
(2012年1月19日)
XML Schemaおいて使用されるデータ型を定義した規格(XML Schemaの
パート2。パート1は要素や属性の階層構造を定義する規格)の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/PR-xmlschema11-2-20120119/

〔〔勧告候補〕〕

↑ XML Signature Streaming Profile of XPath 1.0(2012年1月24日)
XML Signature 2.0に対応してストリーム処理(XML文書を全部メモリーに
読み込むのではなく、タグの開始・終了などのイベントベースで解析を行
う処理方法)が行えるようにしたXPath1.0のプロファイル。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xmldsig-xpath-20120124/

↑ XML Signature Syntax and Processing Version 2.0(2012年1月24日)
XMLへの電子署名を扱ったXML Signatureのバージョン1.1からの改訂。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xmldsig-core2-20120124/

↑ Canonical XML Version 2.0(2012年1月24日)
Canonical XMLのバージョン1.1からの改訂。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-xml-c14n2-20120124/

■ Navigation Timing(2012年1月17日)
Webアプリケーションがナビゲーションのタイミングに関連した情報へアク
セスするためのインタフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-navigation-timing-20120117/

↑ Multimodal Architecture and Interfaces(2012年1月12日)
マルチモーダルなインタフェースのアーキテクチャを解説した文書。
http://www.w3.org/TR/2012/CR-mmi-arch-20120112/

〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕

↑ XHTML+RDFa 1.1(2012年1月31日)
「RDFa Core 1.1」を記述する対象となるマークアップ言語としてXHTML1.1
のスーパーセットを用いた仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xhtml-rdfa-20120131/

↑ RDFa Lite 1.1(2012年1月31日)
初心者のために、単純な構造化マークアップのタスクに適用できるような
いくつかの属性に絞ってRDFaをサブセット化したもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdfa-lite-20120131/

↑ RDFa Core 1.1(2012年1月31日)
任意のマークアップ言語(XHTMLなど)に対して、すでに記述された要素に
属性を指定して構造化データを表現するためのRDFベースの仕様。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-rdfa-core-20120131/

■ XML processor profiles(2012年1月24日)
他の仕様がXMLプロセッサに求める機能を明確にできるよう、XMLプロセッ
サのプロファイルをまとめたもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xml-proc-profiles-20120124/

↑ CSS Image Values and Replaced Content Module Level 3
(2012年1月12日)
CSSの指定の一つであるimageの値の文法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-images-20120112/

↑ WAI-ARIA 1.0 User Agent Implementation Guide(2012年1月10日)
Webコンテンツのアクセシビリティを向上させるためコンテンツに含める
プロパティなどに、どのようにブラウザーが実装で対応するかを記述した
もの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-wai-aria-implementation-20120110/

↑ XML Encryption 1.1 CipherReference Processing using 2.0 Transforms
(2012年1月5日)
XML Signature 2.0 の変換モデル(transform model)をXML Encryption
1.1 のCipherReference要素の処理においてどのように使うかを指定した
規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlenc-transform20-20120105/

↓ XML Encryption Syntax and Processing Version 1.1(2012年1月5日)
XML Encryptionのバージョンアップ版。2011年3月3日に勧告候補だったも
のが、今回ワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlenc-core1-20120105/

■ SPARQL 1.1 Update(2012年1月5日)
RDFグラフの更新を行うための言語。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-update-20120105/

■ SPARQL 1.1 Service Description(2012年1月5日)
SPARQLプロトコル経由で使用可能なSPARQLサービスを発見する方法とそれ
を記述するボキャブラリーを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-service-description-20120105/

■ SPARQL 1.1 Query Language(2012年1月5日)
RDFへの照会言語であるSPARQL照会言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-query-20120105/

↑ SPARQL 1.1 Protocol(2012年1月5日)
SPARQL(SPARQL Protocol and RDF Query Language)のプロトコルを定義
した規格。2010年1月26日に「SPARQL 1.1 Protocol for RDF」という名称
だったものが、今回「SPARQL 1.1 Protocol」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-protocol-20120105/

■ SPARQL 1.1 Entailment Regimes(2012年1月5日)
単純含意(simple entailment)による照会ではなく、RDFS含意
(RDFS entailment)などの他の含意形態に対してSPARQLを使う方法に
ついて説明した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-sparql11-entailment-20120105/

〔〔ワーキングドラフト〕〕

■ CSS Text Level 3(2012年1月19日)
モジュール別に提供されることになっている次期HTML用スタイルシート
CSS(CSS3)のテキスト関連モジュール。改行、行端揃え、空白文字処理、
文字修飾、文字変形などを扱っている。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-text-20120119/

■ Extensible Stylesheet Language (XSL) Version 2.0(2012年1月17日)
XML文書へのスタイル付け言語であるXSL(Extensible Stylesheet
Language)(※いわゆるXSL-FOでありXSLTではない)のバージョン2.0。
2010年12月16日に「Design Notes for Extensible Stylesheet Language
(XSL) 2.0」として設計段階だったものが今回使用として公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xslfo20-20120117/

↓ CSS Basic User Interface Module Level 3 (CSS3 UI)(2012年1月17日)
HTMLとXMLのためのスタイルシート言語CSSのレベル3版としてユーザーイン
ターフェースに関連した内容を含む規格。2004年5月11日に「CSS3 Basic
User Interface Module」として勧告候補だったものが、今回名称を変えて
ワーキングドラフトとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-css3-ui-20120117/

■ XMLHttpRequest Level 2(2012年1月17日)
クロスサイト要求、プログレスイベント、バイトストリームのハンドリン
グなど、新しい機能をXMLHttpRequestに加えた規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-XMLHttpRequest-20120117/

□ Microdata to RDF(2012年1月12日)
HTML文書に機械可読データを埋め込む「HTMLマイクロデータ(HTML
microdata)」に対して、出力としてRDFを取り出すための規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-microdata-rdf-20120112/

□ HTML Data Guide(2012年1月12日)
HTML文書からデータを取り出すため、マイクロフォーマット
(Microformat)、RDF、マイクロデータ(microdata)といういくつかの
文法を使いこなすためのガイドライン。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-html-data-guide-20120112/

□ PROV Model Primer(2012年1月10日)
Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するため
の「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROVデータモデル
を理解するためのガイドライン。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-primer-20120110/

□ PROV-AQ: Provenance Access and Query(2012年1月10日)
Webリソースの出所を表現する情報を獲得するため、HTTPを含む標準的な
Webプロトコルを使用する方法についての規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-prov-aq-20120110/

■ XML Security Algorithm Cross-Reference(2012年1月5日)
XML SecurityのアルゴリズムのURI識別子およびそれに関連する仕様を
まとめたもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlsec-algorithms-20120105/

□ Test cases for XML Encryption 1.1(2012年1月5日)
XML Encryption 1.1のテストケースの概要を示した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xmlenc-core1-testcases-20120105/

□ Test cases for Canonical XML 2.0(2012年1月5日)
Canonical XML 2.0のテストケースの概要を示した規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-xml-c14n2-testcases-20120105/

■ DOM4(2012年1月5日)
WebプラットフォームのDOM Coreパートを定義する規格。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-dom-20120105/

□ Media Accessibility User Requirements(2012年1月3日)
Webユーザーで身体が不自由な方について、W3C HTML5アクセシビリティ・
タスクフォースが収集した音声や動画に関連する要件を集めたもの。
http://www.w3.org/TR/2012/WD-media-accessibility-reqs-20120103/

〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕

↓ XML Security RELAX NG Schemas(2012年1月24日)
XML Signature 1.1 と XML Signature Properties のスキーマをRELAX
NGで表現したもの。(※XML Signature 1.1 と XML Signature Properties
の規格本体では、規範(normative)としての規格説明の中で、それぞれ
W3C XML Schemaを使ったスキーマを定義している。)2011年8月30日にワー
キングドラフトだったものが今回ワーキンググループ・ノートとして公開
された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-xmlsec-rngschema-20120124/

□ MMI interoperability test report(2012年1月24日)
「Multimodal Architecture and Interfaces」仕様を実装したマルチモー
ダル・コンポーネントの相互運用性を確認するために実施した相互運用試
験についてまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-mmi-interop-20120124/

■ Techniques for WCAG 2.0(2012年1月3日)
一般的な技術、HTML、CSS、SMIL、スクリプトなどの特定の技術を使って、
WCAGの適合基準をどのように実現するかについて説明した文書。2010年
10月14日のワーキンググループ・ノートが改訂された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-WCAG20-TECHS-20120103/

■ Understanding WCAG 2.0(2012年1月3日)
WCAG2.0のガイドブック。WCAG2.0で規定された指針について、その意図、
様々なWeb技術を利用してそれらの指針に適合した例、また適合しない例
など、詳しく説明している。2010年10月14日のワーキンググループ・
ノートが改訂された。
http://www.w3.org/TR/2012/NOTE-UNDERSTANDING-WCAG20-20120103/

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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
 http://www.w3.org/TR/





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