Digital Xpressメールニュース第139号
2013年02月28日作成
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こんにちは。
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◆◆2013年1月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2013年1月中、勧告案が6本、勧告候補が6本、ワーキングドラフト・イン・ラストコール
が4本、ワーキングドラフトが18本、ワーキンググループ・ノートが8本公開されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告案〕〕
↑ SPARQL 1.1 Protocol(2013年1月29日)
SPARQL(SPARQL Protocol and RDF Query Language)のプロトコルを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2013/PR-sparql11-protocol-20130129/
↑ SPARQL 1.1 Graph Store HTTP Protocol(2013年1月29日)
ネットワーク操作可能なRDFのセマンティックWebを管理するHTTPの最小セットを規定
した規格。
http://www.w3.org/TR/2013/PR-sparql11-http-rdf-update-20130129/
↑ SPARQL 1.1 Entailment Regimes(2013年1月29日)
単純含意(simple entailment)による照会ではなく、RDFS含意(RDFS entailment)
などの他の含意形態に対してSPARQLを使う方法について説明した規格。
http://www.w3.org/TR/2013/PR-sparql11-entailment-20130129/
↑ XML Encryption Syntax and Processing Version 1.1(2013年1月24日)
XML Encryptionのバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2013/PR-xmlenc-core1-20130124/
↑ XML Signature Properties(2013年1月24日)
XML Signatureで規定されているXML Signature のプロパティを記述するための
SignatureProperties 要素の中で仕えるプロパティ(要素)とその名前空間を定め
たもの。
http://www.w3.org/TR/2013/PR-xmldsig-properties-20130124/
↑ XML Signature Syntax and Processing Version 1.1(2013年1月24日)
XML Signature のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2013/PR-xmldsig-core1-20130124/
〔〔勧告候補〕〕
↑ Cross-Origin Resource Sharing(2013年1月29日)
XMLコンテンツにアプリケーションがアクセスすることができるかどうかをHTTPヘッ
ダーやXML処理命令を使って指定できるようにした仕組み。
http://www.w3.org/TR/2013/CR-cors-20130129/
↑ XQueryX 3.0(2013年1月8日)
「XQuery 3.0: An XML Query Language」用のXML文法を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2013/CR-xqueryx-30-20130108/
↑ XQuery 3.0: An XML Query Language(2013年1月8日)
2007年1月23日にW3C勧告となったXQuery1.0を拡張機能を持たせたXMLの照会言語。
http://www.w3.org/TR/2013/CR-xquery-30-20130108/
↑ XPath and XQuery Functions and Operators 3.0(2013年1月8日)
「XML Schema Part 2: Datatypes Second Edition」および「XQuery and XPath Data
Model 3.0」で定義されたデータ型に対するコンストラクタ関数、演算子、関数を定
義した規格。
http://www.w3.org/TR/2013/CR-xpath-functions-30-20130108/
↑ XQuery and XPath Data Model 3.0(2013年1月8日)
「XML Path Language (XPath) 3.0」、「XSL Transformations (XSLT) Version
3.0」、「XQuery 3.0: An XML Query Language」のデータモデルを規定した規格。
http://www.w3.org/TR/2013/CR-xpath-datamodel-30-20130108/
↑ XML Path Language (XPath) 3.0(2013年1月8日)
「XQuery and XPath Data Model 3.0」で定義されるデータモデルに適合した値を
処理する式言語。
http://www.w3.org/TR/2013/CR-xpath-30-20130108/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
↑ Touch Events version 1(2013年1月24日)
タッチパネルなどへの接触に関する一連のイベントを定義した規格。2011年12月15日
に勧告候補だったものが、今回ワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開
された。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-touch-events-20130124/
↑ XML Inclusions (XInclude) Version 1.1(2013年1月15日)
XMLインスタンスをパースした後の抽象的な要素や属性のツリー構造情報である
Infosetをマージするための処理モデルと文法を定義した規格。2006年11月15日公開
のXML Inclusions (XInclude) Version 1.0 (Second Edition)の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-xinclude-11-20130115/
■ XSLT and XQuery Serialization 3.0(2013年1月8日)
「XQuery and XPath Data Model 3.0」によって定義されるデータモデル・インスタ
ンスをオクテット配列に配置するシリアライゼーションを定義したもの。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-xslt-xquery-serialization-30-20130108/
■ CSS Text Decoration Module Level 3(2013年1月3日)
モジュール別に提供されることになっている次期HTML用スタイルシートCSS(CSS3)
で、下線、影付け、強調マークなどのテキスト装飾関連モジュール。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-css-text-decor-3-20130103/
〔〔ワーキングドラフト〕〕
□ Timed Text Markup Language (TTML) 1.0 (Second Edition)(2013年1月31日)
timed text authoring format (TT AF)の時間情報付きテキストを、従来の配布シス
テム間で配布形式の交換するための記述形式を定めた規格で2010年11月18日にW3C勧
告となったものの第2版。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-ttaf1-dfxp-20130131/
□ Navigation Timing 2(2013年1月31日)
文書のナビゲーションに関連した高分解能な実行計量データを格納、抽出するための
統一インターフェースを定義した仕様。2012年12月17日にW3C勧告となったNavigatio
Timingの新バージョン。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-navigation-timing-2-20130131/
□ Linked Data Platform Use Cases and Requirements(2013年1月31日)
RDFを使って自身の状態を記述するWebリソースに対するHTTPアクセスに基くリンクト
データ(Linked Data)の単純な読み書きアーキテクチャに関するユースケース、シ
ナリオ、要件を纏めた資料。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-ldp-ucr-20130131/
□ Media Source Extensions(2013年1月29日)
HTMLMediaElementを拡張し、JavaScriptで再生用メディアストリームを生成できる
ようにした仕様。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-media-source-20130129/
□ IndieUI: Events 1.0(2013年1月22日)
物理的なデバイス上のユーザー対話イベントと、推論されるユーザーの意図(スク
ロール、値の変更など)の間の抽象化。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-indie-ui-events-20130122/
■ WebDriver(2013年1月17日)
プログラムやスクリプトからWebブラウザーを内部テストしたりコントロールするた
めのプラットフォームや言語に依存しないAPIを規定した仕様。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-webdriver-20130117/
■ RDF 1.1 Concepts and Abstract Syntax(2013年1月15日)
Web上の情報を表現するフレームワークであるRDFの抽象構文を規定した規格。2004年
2月にW3C勧告となった「RDF Concepts and Abstract Syntax」のバージョンアップ版。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-rdf11-concepts-20130115/
■ Pointer Events(2013年1月15日)
マウス、ペン、タッチスクリーンなどのデバイスからのポインター入力を処理する
ためのイベントおよび関連インターフェースを規定した仕様。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-pointerevents-20130115/
■ XQuery Update Facility 3.0(2013年1月8日)
「XQuery and XPath Data Model 3.0」のインスタンスに対する永続的な更新を行う
ために使用できる式を定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-xquery-update-30-20130108/
■ XQuery 3.0 Use Cases (2013年1月8日)
XQuery3.0の利用シナリオ。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-xquery-30-use-cases-20130108/
■ XQuery 3.0 Requirements (2013年1月8日)
XQuery3.0の目標と要件をまとめた資料。
※2010年9月16日にワーキングドラフトが公開されていましたが、本ニュースでお知ら
せしておりませんでした。不手際をお詫び致します。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-xquery-30-requirements-20130108/
■ XQuery and XPath Full Text 3.0(2013年1月8日)
XQuery 3.0とXPath 3.0を拡張してフルテキスト検索の機能を追加した言語。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-xpath-full-text-30-20130108/
□ Web Cryptography API Use Cases(2013年1月8日)
Web用の暗号化APIのユースケース。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-webcrypto-usecases-20130108/
□ WebCrypto Key Discovery(2013年1月8日)
Web用の暗号化API のために、事前に用意された名前付きの暗号化鍵を探すための
JavaScript APIを規定したもの。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-webcrypto-key-discovery-20130108/
□ Registered Organization Vocabulary(2013年1月8日)
法的組織としての立場を得た組織を記述するためのボキャブラリー。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-vocab-regorg-20130108/
■ Web Cryptography API(2013年1月8日)
Webアプリケーションで、ハッシング、署名生成、検証、暗号化、復号などの基本的
な暗号処理を行うためのJavaScript APIを規定したもの。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-WebCryptoAPI-20130108/
■ CSS Cascading and Inheritance Level 3(2013年1月3日)
プロパティに値を割り当てる方法を記述したCSS3モジュール。2005年12月15日以来の
改訂。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-css3-cascade-20130103/
■ Simple Delivery Profile for Closed Captions (US)(2013年1月3日)
TTML(Timed Text Markup Language)1.0に基く、インターネットのビデオコンテンツ
の字幕配信のためのプロファイル。米国向け。
http://www.w3.org/TR/2013/WD-ttml10-sdp-us-20130103/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
↓ Web Audio Processing: Use Cases and Requirements(2013年1月29日)
Web上での音声の処理や合成を行うためのWeb APIの開発を行う「W3C Audio Working
Group」の活動シナリオや要件をまとめた資料。2012年10月4日にワーキングドラフト
として公開されたが、今回ワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-webaudio-usecases-20130129/
■ XML Security RELAX NG Schemas(2013年1月24日)
XML Signature 1.1 と XML Signature Properties のスキーマをRELAX NGで表現した
もの。(※XML Signature 1.1 と XML Signature Properties の規格本体では、規範
(normative)としての規格説明の中で、それぞれW3C XML Schemaを使ったスキーマ
を定義している。)
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-xmlsec-rngschema-20130124/
↓ XML Security 1.1 Requirements and Design Considerations(2013年1月24日)
XML Signature とCanonical XML の改訂作業のために、開発の指針や要件をまとめた
もの。2011年3月3日にワーキングドラフトだったものが、今回ワーキンググループ・
ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-xmlsec-reqs-20130124/
↓ XML Security Generic Hybrid Ciphers(2013年1月24日)
データ暗号化の際、非対象暗号を一貫性のある仕方で使えるようする「汎用ハイブ
リッド暗号()」をXML Securityのアプリケーションで利用できるようにするため、
アルゴリズム、XML型、XML要素を定義した、XML Encryption Version 1.1を補完する
規格。2011年3月3日に勧告候補だったものが、今回ワーキンググループ・ノートとし
て公開された。
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-xmlsec-generic-hybrid-20130124/
↓ XML Security Algorithm Cross-Reference(2013年1月24日)
XML SecurityのアルゴリズムのURI識別子およびそれに関連する仕様をまとめたもの。
2012年1月5日にワーキングドラフトだったものが、今回ワーキンググループ・ノート
として公開された。
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-xmlsec-algorithms-20130124/
■ Functional Explanation of Changes in XML Encryption 1.1(2013年1月24日)
「XML Encryption」勧告と「XML Encryption 1.1」の変更点をまとめた資料。
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-xmlenc-core1-explain-20130124/
■ XML Signature Best Practices(2013年1月24日)
XML Signature のベストプラクティス集。
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-xmldsig-bestpractices-20130124/
■ Unicode in XML and other Markup Languages(2013年1月24日)
XMLなどのマーク付け言語におけるUnicodeの使用に関するガイドライン。2007年5月
16日以来の改訂。
http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-unicode-xml-20130124/
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◆◆X-plus◆◆
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Digital PublishingやXMLの実用的で(Useful)洗練された(Smart)を
お届けする、日本ユニテックの新技術ポータルサイト、「X-Plus」
https://x-plus.utj.co.jp/
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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/