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Digital Xpressメールニュース第141号

2013年04月30日作成 

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■    ■    ■    ★★・・Digital Xpressメールニュース第141号・・★★
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こんにちは。
Digital Xpressメールニュース第141号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。

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◆◆2013年3月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2013年3月中、勧告が12本、勧告案が4本、勧告候補が1本、ワーキングドラフト・
イン・ラストコールが3本、ワーキングドラフトが18本、ワーキンググループ・
ノートが1本公開されました。

下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。

ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]


〔〔勧告〕〕

↑ Role Attribute 1.0(2013年3月28日)
   マークアップ言語における要素に対して、そのセマンティック情報を機械取り
   出し可能な形で注釈付けできるようにしたRole属性を規定したもの。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-role-attribute-20130328/

↑ SPARQL 1.1 Update(2013年3月21日)
   RDFグラフの更新を行うための言語。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-update-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Service Description(2013年3月21日)
   SPARQLプロトコル経由で使用可能なSPARQLサービスを発見する方法とそれを
   記述するボキャブラリーを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-service-description-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Query Results JSON Format(2013年3月21日)
   SPARQL照会言語でのSELECTおよびASK 照会の結果のJSONによる表現について
   説明した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-results-json-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Query Results CSV and TSV Formats(2013年3月21日)
   SPARQLのSELECT照会の結果をCSVとTSVで表現するための規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-results-csv-tsv-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Query Language(2013年3月21日)
   RDFへの照会言語であるSPARQL照会言語の改訂版。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-query-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Protocol(2013年3月21日)
   SPARQL(SPARQL Protocol and RDF Query Language)のプロトコルを定義した
   規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-protocol-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Overview(2013年3月21日)
   RDFグラフコンテンツの照会と操作を行うための一群の規格であるSPARQL 1.1の
   概要説明。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-overview-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Graph Store HTTP Protocol(2013年3月21日)
   ネットワーク操作可能なRDFのセマンティックWebを管理するHTTPの最小セット
   を規定した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-http-rdf-update-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Federated Query(2013年3月21日)
   分散照会を実行するために拡張されたSPARQL照会言語の文法およびセマンティ
   クスを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-federated-query-20130321/

↑ SPARQL 1.1 Entailment Regimes(2013年3月21日)
   単純含意(simple entailment)による照会ではなく、RDFS含意
   (RDFS entailment)などの他の含意形態に対してSPARQLを使う方法について
   説明した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-sparql11-entailment-20130321/

↑ SPARQL Query Results XML Format (Second Edition)(2013年3月21日)
   Webのリソースを表現するRDF用の照会言語であるSPARQLの照会結果のXML表現を
   規定した規格。2008年1月15日のW3C勧告の改訂第2版。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-rdf-sparql-XMLres-20130321/


〔〔勧告案〕〕

↑ PROV-O: The PROV Ontology(2013年3月12日)
   OWL2のPROVデータモデルをエンコードした規格であり、データの出所の情報を
   表現するクラス。プロパティー、制約で構成される。
   http://www.w3.org/TR/2013/PR-prov-o-20130312/

↑ PROV-N: The Provenance Notation(2013年3月12日)
   Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するための
   「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROV-DMの例を提示する
   ための記法を定義した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2013/PR-prov-n-20130312/

↑ PROV-DM: The PROV Data Model(2013年3月12日)
   Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するための
   「出所(provenance)」のコア・データモデル。Web上には内容が食い違う様々
   なデータがあるが、その出所を知ることによってデータが信頼できるものか判
   断するのに役立つ。
   http://www.w3.org/TR/2013/PR-prov-dm-20130312/

↑ Constraints of the PROV Data Model(2013年3月12日)
   PROVのデータモデルの理解を深めるための一群の概念をさらに紹介し、出所の
   ステートメントに対する推論(inference)、およびPROVインスタンスが従う
   べき妥当性制約(validity constraint)を定義した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2013/PR-prov-constraints-20130312/


〔〔勧告候補〕〕

↑ XSLT and XQuery Serialization 3.0(2013年3月28日)
   「XQuery and XPath Data Model 3.0」によって定義されるデータモデル・イン
   スタンスをオクテット配列に配置するシリアライゼーションを定義したもの。
   http://www.w3.org/TR/2013/CR-xslt-xquery-serialization-30-20130328/


〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕

↑ HTML Media Capture(2013年3月26日)
   デバイスによる音声、イメージ、動画のキャプチャ機能へのアクセスを行う
   ためのHTMLのForm機能の拡張を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-html-media-capture-20130326/

↑ Data Catalog Vocabulary (DCAT)(2013年3月12日)
   Webで公開されるデータ・カタログ間の相互運用性を促進するためのRDFボキャ
   ブラリ。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-vocab-dcat-20130312/

↑ The RDF Data Cube Vocabulary(2013年3月12日)
   RDFを用い、統計情報などの多次元データを関連するデータ集合や概念にリンク
   できるような仕方でWeb上で公開するためのボキャブラリ。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-vocab-data-cube-20130312/


〔〔ワーキングドラフト〕〕

□ Runtime and Security Model for Web Applications(2013年3月21日)
   Webアプリケーションのランタイム・モデル、セキュリティ・モデルの規定。
   この中では、アプリケーションがマニフェストを通して定義され、インストール
   され、更新され、パッケージ化される仕方が説明されている。また、そのような
   アプリケーションをバックグランドに置いたり、それをフォアグランドに戻した
   りする方法、さらにはそのようなアプリケーションのセキュリティ・モデルが
   説明されている。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-runtime-20130321/

↓ CSS Paged Media Module Level 3(2013年3月14日)
   CSS3モジュールの1つで、ページ上へのコンテンツの配置を行うためのモデルを
   規定したもの。2006年10月10日に「CSS3 Module: Paged Media」という名称で
   ワーキングドラフト・イン・ラストコールとして公開されていたが、今回「CSS
   Paged Media Module Level 3」という名称でワーキングドラフトとして公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-css3-page-20130314/

■ WebDriver(2013年3月12日)
   プログラムやスクリプトからWebブラウザーを内部テストしたりコントロールす
   るためのプラットフォームや言語に依存しないAPIを規定した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-webdriver-20130312/

■ PROV-XML: The PROV XML Schema(2013年3月12日)
   Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するための
   「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROVデータモデルをXMLで
   表現するためのXML Schema。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-xml-20130312/

□ Semantics of the PROV Data Model(2013年3月12日)
   PROV データモデルのモデル理論的意味論を定義した規格。PROV-DM宣言を一階
   論理の原子論理式と見なし、PROV-CONSTRAINTSで指定された制約や推論を一階
   論理式と見なす。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-sem-20130312/

■ PROV Model Primer(2013年3月12日)
   Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するための
   「出所(provenance)」のコア・データモデルであるPROVデータモデルを理解
   するためのガイドライン。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-primer-20130312/

■ PROV-Overview(2013年3月12日)
   Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するための
   「出所(provenance)」の規格である一連のPROV規格群の概要を示す資料。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-overview-20130312/

■ Linking Across Provenance Bundles(2013年3月12日)
   Web上のデータ作成に関わる人物、エンティティ、プロセスを表現するための
   「出所(provenance)」のコア・データモデルで定義されている出所(provenance)
   記述の集合としてのバンドル(Bundle)間で出所(provenance)の情報をリンク
   させるための規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-links-20130312/

□ PROV Implementation Report(2013年3月12日)
   PROV関連資料の4つの規範仕様(PROV-DM、PROV-N、PROV-O、PROV-CONSTRAINTS)
   の実装と使用法に関する報告書。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-implementations-20130312/

□ PROV Dictionary(2013年3月12日)
   辞書データ構造のために「出所(provenance)」のモデリングを容易にするた
   めのPROVの拡張を説明した規格。キーと値の対で構成される論理構造を持つ
   Collectionの特殊なタイプとして、Dictionaryというタイプを定義している。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-dictionary-20130312/

■ Dublin Core to PROV Mapping(2013年3月12日)
   「PROV-O OWL2 ontology」とダブリンコア用語の間のマッピングを提供する規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-dc-20130312/

■ PROV-AQ: Provenance Access and Query(2013年3月12日)
   Webリソースの出所を表現する情報を獲得するため、HTTPを含む標準的なWeb
   プロトコルを使用する方法についての規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-prov-aq-20130312/

□ HTML Image Description Extension(2013年3月12日)
   HTML5に基くコンテンツで、拡張記述にイメージをリンクさせるためのlongdesc
   属性を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-html-longdesc-20130312/

■ CSS Custom Properties for Cascading Variables Module Level 1
   (2013年3月12日)
   CSSレベル3の機能の一部として、プリミティブな値の型としてあらゆるプロパ
   ティで利用可能な新たな変数、およびそれらを定義するカスタム・プロパティを
   規定した仕様。2012年4月10日に「CSS Variables Module Level 1」という名称で
   公開されていたものが、今回「CSS Custom Properties for Cascading Variables
   Module Level 1」という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-css-variables-20130312/

■ WAI-ARIA 1.0 Authoring Practices(2013年3月7日)
   なんらかの障害を持つユーザがWebコンテンツを利用しやすくするためのWAI-ARIA
   (WAI :W3Cの Web Accessibility Initiativeというグループ、ARIA :Accessible
   Rich Internet Applications)のベストプラクティス集。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-wai-aria-practices-20130307/

□ Metadata for the Multilingual Web - Usage Scenarios and Implementations
   (2013年3月7日)
   ITS2.0によって、人間の言葉の自動処理がWeb技術に対してサポートされること
   を例証する様々な実装についてまとめた資料。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-mlw-metadata-us-impl-20130307/

■ Linked Data Platform 1.0(2013年3月7日)
   RDFを使用して状態を記述するWebリソースへのHTTPアクセスに基づくLinked
   Dataの読み書きアーキテクチャのベストプラクティスと簡単なアプローチを
   まとめた資料。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-ldp-20130307/

□ Contacts Manager API(2013年3月7日)
   システムのアドレス帳に格納されたユーザーの連絡先情報を管理するための
   簡便なインターフェースを提供するシステムレベルのAPIを定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-contacts-manager-api-20130307/


〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕

↓ CSS Print Profile(2013年3月14日)
   プリンター別ドライバーをインストールすることができない環境で、低コスト
   のプリンターで印刷を行うためのCSS2.1とCSS3 Paged Mediaモジュールのサブ
   セットを規定したもの。2006年10月13日にワーキングドラフト・イン・ラスト
   コールとして公開されていたものが、今回はワーキンググループ・ノートとし
   て公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-css-print-20130314/

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◆◆X-plus◆◆
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Digital PublishingやXMLの実用的で(Useful)洗練された(Smart)を
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  https://x-plus.utj.co.jp/

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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
 http://www.w3.org/TR/





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