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Digital Xpress メールニュース第82号

2008年04月28日作成 

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■    ■    ■    ★★・・Digital Xpressメールニュース第82号・・★★
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   _△_  
  |.○-|   4月に入って1ヶ月、新入社員の方は初任給を手にする時期で
  └┰─┘   すね。初任給をどうするかというアンケートをよく見ますが、
   工     貯金をするという堅実な人が多いようです。皆様は初任給を
   |||     何に使ったか覚えていますか。私は、長く使えるものをと思
  |||     い、カメラを買い、今でも大切に使っています。今年もゴー
  | | |     ルデンウィークが始まりました。今週末は久しぶりにそのカ
_ ⊥ ⊥ ⊥_  メラをもって出かけようと思います。

それでは、DXメールニュース、第82号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。

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◆◆2008年3月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2008年3月中、勧告候補が3本、ワーキングドラフト・イン・ラストコールが5本、
ワーキングドラフトが13本、グループノートが2本公開されました。XQuery関連
の規格の審議が進んでいることが分かります。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。

ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・★
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・■

〔〔勧告候補〕〕

↑ XQuery Update Facility 1.0(2008年3月14日)
   XML Query言語の拡張としての更新機能を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2008/CR-xquery-update-10-20080314/

↑ XQuery Update Facility 1.0 Requirements(2008年3月14日)
   XQueryは、XMLデータへの照会機能だけなので、データの追加、変更などの
   機能を持たせるための要件を表したもの。
   http://www.w3.org/TR/2008/CR-xquery-update-10-requirements-20080314/

↑ XQuery Update Facility 1.0 Use Cases(2008年3月14日)
   前述の「XQuery Update Facility」の利用シナリオをまとめたもの。
   http://www.w3.org/TR/2008/CR-xquery-update-10-use-cases-20080314/


〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕

↓ XML Linking Language (XLink) Version 1.1(2008年3月31日)
   XML文書中にリンク情報を記述するための規格XLinkの改訂版。2006年3月に
   勧告候補だったものが2年ぶりにワーキングドラフト・イン・ラフトコール
   として公開された。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xlink11-20080331/

↑ Basic XML Schema Patterns for Databinding Version 1.0
  (2008年3月28日)
   様々なスキーマで共通にかつ頻繁に使われると思われる、スキーマ記述パ
   ターンを部品化して提供しようとする規格。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xmlschema-patterns-20080328/


↑ Element Traversal Specification(2008年3月3日)
   DOMツリーの要素をナビゲートするためのElementTraversalインターフェイ
   スを規定した規格。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-ElementTraversal-20080303/

↑ Service Modeling Language, Version 1.1(2008年3月3日)
   複雑なサービスやシステムに関し、構造、制約、ポリシーなどを含めたモ
   デルを定義するための言語。XML SchemaとSchematronに基づいている。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-sml-20080303/

↑ Service Modeling Language Interchange Format Version 1.1
   (2008年3月3日)
   SML1.1のモデルの交換フォーマットを規定したもの。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-sml-if-20080303/


〔〔ワーキングドラフト〕〕

■ Advanced XML Schema Patterns for Databinding Version 1.0
   (2008年3月28日)
   様々なスキーマで共通にかつ頻繁に使われると思われる、スキーマ記述パ
   ターンを部品化して提供しようとする規格で、データバインディング時に
   問題となることが知られている問題に焦点を当てている。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xmlschema-patterns-advanced-20080328/

★ XQuery Scripting Extension 1.0(2008年3月28日)
   XQuery 1.0とXQuery Update Facilityの拡張を定義した仕様。assignment,
   while, continue, break, exit などの新しい式や、ローカル変数宣言を含
   むブロックの概念を導入している。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xquery-sx-10-20080328/

★ XQuery Scripting Extension 1.0 Use Cases(2008年3月28日)
   XQueryスクリプティング拡張の利用シナリオ。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xquery-sx-10-use-cases-20080328/

★ XML Query (XQuery) 1.1 Use Cases(2008年3月27日)
   XQuery1.1のユースケース。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xquery-11-use-cases-20080327/

■ Efficient XML Interchange (EXI) Format 1.0(2008年3月26日)
   バイナリ表現でXMLデータ交換を行うための規格。いわゆるXMLバイナリ。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-exi-20080326/

★ Extensible Stylesheet Language (XSL) Requirements Version 2.0
  (2008年3月26日)
   XMLの組版のための規格であるXSLのバージョン2.0の要件。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xslfo20-req-20080326/

■ Protocol for Web Description Resources (POWDER): Grouping of
   Resources(2008年3月24日)
   Web上のあらゆるリソースを記述するための規格。記述にRDFを使用する。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-powder-grouping-20080324/

■ Protocol for Web Description Resources (POWDER): Description
   Resources(2008年3月17日)
   Webリソースのグループに関する情報をメタデータを記述することにより提
   供する仕組みであるPOWDER(Protocol for Web Description Resources)
   のDescription Resources (DR)の作成、ライフサイクルについて規定した
   文書。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-powder-dr-20080317

■ Speech Synthesis Markup Language (SSML) Version 1.1(2008年3月17日)
   合成音声を作成するためのマークアップ言語。2004年9月にW3C勧告となっ
   たSSML1.0のバージョンアップ版。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-speech-synthesis11-20080317/

■ RDFa Primer(2008年3月17日)
   XHTML中でRDFのメタデータを表現するためのRDFa文法の紹介。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-xhtml-rdfa-primer-20080317/

★ User Agent Accessibility Guidelines 2.0(2008年3月12日)
   障害を持つ方がユーザーエージェント(ブラウザなど)を使い易くするた
   めのガイドラインのバージョン2.0
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-UAAG20-20080312/

■ Authoring Tool Accessibility Guidelines 2.0(2008年3月10日)
   障害を持つユーザがより利用しやすいWebコンテンツオーサリングツールを
   設計するためのガイドライン。”The W3C Web Accessibility Initiative”
   が公開する一連のアクセシビリティガイドラインの一部。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-ATAG20-20080310/

■ Implementation Techniques for Authoring Tool Accessibility Guidelines
   2.0(2008年3月10日)
   Authoring Tool Accessibility Guidelines 2.0のチェックポイントを実装
   する際の技法を提案した資料。
   http://www.w3.org/TR/2008/WD-ATAG20-TECHS-20080310/


〔〔グループノート〕〕

↓ Cool URIs for the Semantic Web(2008年3月31日)
   セマンティックWebを実現するには、RDFにおいてリソースをURIで表記する
   ことになるが、そのURIの効果的な利用法のガイドライン。2008年3月21日
   に一旦ワーキングドラフトとして公開された後すぐに31日付けでグループ
   ノートとなった。
   http://www.w3.org/TR/2008/NOTE-cooluris-20080331/

↓ Web Security Experience, Indicators and Trust: Scope and Use Cases
  (2008年3月6日)
   Webのセキュリティコンテキスト情報をエンドユーザーに提示とやり取り、
   セキュアなデータ入力方法などのガイドラインと要件を定義した規格。
   2007年11月1日にワーキングドラフトだったものが今回グループノートとし
   て公開された。
   http://www.w3.org/TR/2008/NOTE-wsc-usecases-20080306/

 





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