Digital Xpressメールニュース第111号
2010年09月30日作成
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■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第111号・・★★
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こんにちは。
( )7 「/ 秋の魚というと、サンマですね。
=//=// 今年はいつもより高くなるようで心配ですが、私の地元で
((#/ /#/ /#)) は、毎年9月になると、サンマ祭りを開催します。そこでは、
| /ン=/ソ= | 一人一匹サンマが振舞われるそうで、大人気のイベントで
`ー───-イ す。朝から長蛇の列でサンマをもらうまで2時間以上も待た
| __ | されるなんてこともあるそうですが、今年も参加者は一足早
| │从│ | く秋の味覚を味わうことができ、満足そうでした。
`ー──-´
それでは、Digital Xpressメールニュース第111号をお届けします。
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◆◆2010年8月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2010年8月中、勧告が1本、勧告案が2本、勧告候補が1本、ワーキングドラフト・
イン・ラストコールが7本、ワーキングドラフトが11本、ワーキンググループ・
ノートが4本公開されました。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
〔〔勧告〕〕
↑ Web Security Context: User Interface Guidelines(2010年8月12日)
Webのセキュリティコンテキスト情報をエンドユーザーに提示とやり取り、
セキュアなデータ入力方法などのガイドラインと要件を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2010/REC-wsc-ui-20100812/
〔〔勧告案〕〕
↑ A MathML for CSS Profile(2010年8月10日)
CSSでの表示を容易にするためのMatML3.0のサブセット。
http://www.w3.org/TR/2010/PR-mathml-for-css-20100810/
↑ Mathematical Markup Language (MathML) Version 3.0(2010年8月10日)
数式をタグで表現した規格の第3版。
http://www.w3.org/TR/2010/PR-MathML3-20100810/
〔〔勧告候補〕〕
↑ XMLHttpRequest(2010年8月3日)
HTTPクライアントの追加機能を提供するAPIであるXMLHttpRequestオブジェ
クトを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2010/CR-XMLHttpRequest-20100803/
〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕
■ Web Services Transfer (WS-Transfer)(2010年8月5日)
Webサービス・リソースをXMLで表現したものに対するアクセスを行うため
のSOAPベースのプロトコル。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-transfer-20100805
■ Web Services SOAP Assertions (WS-SOAPAssertions)(2010年8月5日)
メッセージ交換において1.1あるいは1.2のいずれかのバージョンのSOAPを
使用するための要件を表す2つのWS-Policyアサーションを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-soap-assertions-20100805
■ Web Services Metadata Exchange (WS-MetadataExchange)(2010年8月5日)
Webサービスのエンドポイントに関連付けられたメタデータをWS-Transferの
リソースとして表現したり、WS-Addressingのエンドポイント参照に埋め込ん
だり、Webサービスのエンドポイントから取り出したりできるかを定義した
規格。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-metadata-exchange-20100805
■ Web Services Fragment (WS-Fragment)(2010年8月5日)
WS-Transferを拡張し、メッセージ交換においてXML全体を取り込まずにWS-
Transferによって使用可能にされたリソースのフラグメントを取り出したり、
操作できるようにした規格。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-fragment-20100805
■ Web Services Eventing (WS-Eventing)(2010年8月5日)
Webサービスがイベント通知メッセージを受信できるように登録するための
プロトコル。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-eventing-20100805
■ Web Services Event Descriptions (WS-EventDescriptions)
(2010年8月5日)
エンドポイントが、それが生成するイベントの構造と内容を公開するため
のメカニズムを規定したもの。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-eventing-20100805
■ Web Services Enumeration (WS-Enumeration) (2010年8月5日)
ログやメッセージキューなどの列挙情報をたどるのに使う、XML要素を列挙
するためのSOAPベースのプロトコル。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-ws-enumeration-20100805
〔〔ワーキングドラフト〕〕
■ XML Security RELAX NG Schemas(2010年8月31日)
XML Signature 1.1 と XML Signature Properties のスキーマをRELAX NG
で表現したもの。(※XML Signature 1.1 と XML Signature Properties
の規格本体では、規範(normative)としての規格説明の中で、それぞれ
W3C XML Schemaを使ったスキーマを定義している。)
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmlsec-rngschema-20100831/
□ XML Signature Streaming Profile of XPath 1.0(2010年8月31日)
XML Signature 2.0に対応してストリーム処理(XML文書を全部メモリーに
読み込むのではなく、タグの開始・終了などのイベントベースで解析を行
う処理方法)が行えるようにしたXPath1.0のプロファイル。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmldsig-xpath-20100831/
■ XML Signature Syntax and Processing Version 2.0(2010年8月31日)
XMLへの電子署名を扱ったXML Signatureのバージョン1.1からの改訂。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmldsig-core2-20100831/
■ XML Signature Best Practices(2010年8月31日)
XML Signature のベストプラクティス集。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xmldsig-bestpractices-20100831/
■ Canonical XML Version 2.0(2010年8月31日)
Canonical XMLのバージョン1.1からの改訂。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xml-c14n2-20100831/
■ Voice Extensible Markup Language (VoiceXML) 3.0(2010年8月31日)
電話での機械的な音声応答のシナリオを記述するVoiceXMLのバージョン
アップ版。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-voicexml30-20100831/
■ Indexed Database API(2010年8月19日)
トランザクショナル・データベースにおいて順序付けられたキーと値のペ
アを格納したり取り出したりするためのAPIを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-IndexedDB-20100819/
■ Contacts API(2010年8月17日)
ユーザーの統一化されたアドレス・ブックにアクセスするためのAPIを定義
した規格。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-contacts-api-20100817/
□ The Messaging API(2010年8月10日)
SMS、MMS、eメールなどのメッセージング機能へのアクセスを行うためのAPI
を定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-messaging-api-20100810/
■ XHTML+RDFa 1.1(2010年8月3日)
「RDFa Core 1.1」を記述する対象となるマークアップ言語としてXHTML1.1
のスーパーセットを用いた仕様。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-xhtml-rdfa-20100803/
■ RDFa Core 1.1(2010年8月3日)
任意のマークアップ言語(XHTMLなど)に対して、すでに記述された要素に
属性を指定して構造化データを表現するためのRDFベースの仕様。これは
2008年10月14日付でW3C勧告となった「RDFa in XHTML: Syntax and
Processing」の改訂であり、XHTMLに限定したルールは、別仕様「XHTML+RDFa
1.1」で規定している。
http://www.w3.org/TR/2010/WD-rdfa-core-20100803/
〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕
[E] WICD Mobile 1.0(2010年8月19日)
XHTML、CSS、SVGに基く、携帯エージェントを対象とした複合文書プロファ
イル。Compound Document Formatsワーキンググループの閉鎖に伴い開発を
中止。
http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-WICDMobile-20100819/
[E] WICD Full 1.0(2010年8月19日)
XHTML、CSS、SVGに基く、デスクトップ・エージェントを対象とした複合文
書プロファイル。Compound Document Formatsワーキンググループの閉鎖に
伴い開発を中止。
http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-WICDFull-20100819/
[E] WICD Core 1.0(2010年8月19日)
XHTML、CSS、SVGに基く、デバイスに依存しない複合文書プロファイル。
Compound Document Formatsワーキンググループの閉鎖に伴い開発を中止。
http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-WICD-20100819/
[E] Compound Document by Reference Framework 1.0(2010年8月19日)
複数のマークアップ言語を混在させた文書であるCompound Document(複合
文書)における問題を解決するためのフレームワークを定めた仕様。
Compound Document Formatsワーキンググループの閉鎖に伴い開発を中止。
http://www.w3.org/TR/2010/NOTE-CDR-20100819
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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/