Digital Xpressメールニュース第120号
2011年07月01日作成
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■ ■ ■ ★★・・Digital Xpressメールニュース第120号・・★★
■ ■ ■ ■ 2011/7/1
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こんにちは。
先日のドライブの帰り、とある山中の道を通りました。
v v すれ違う車が全くない中、細かいカーブを曲がると
V V そこには、焦って山を駆け上がる鹿の親子が。
/ー/ しばらく行くとぴょんぴょん道路を横切る兎や、
/・・⊃ 後ろを振り返りつつ、のそのそと隠れるタヌキも。
♀ ノ \____
~\ === 次のカーブの先には何がいるのかどきどきしながら
) === 進むと、ニホンカモシカが佇んでいました。
驚く私を尻目に、ゆったりと歩き去るカモシカ。
堂々とした美しい姿を見れて、幸せなひと時でした。
それでは、Digital Xpressメールニュース第120号をお届けします。
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◆◆2011年5月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2011年5月中、勧告案が2本、ワーキングドラフト・イン・ラストコールが
14本、ワーキングドラフトが14本、ワーキンググループ・ノートが3本公開
されました。
下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。
ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]
[[勧告案]]
↑ Voice Browser Call Control: CCXML Version 1.0(2011年5月10日)
VoiceXMLなどの対話システムを補完し、それと統合した形で使えるような
呼制御の仕様。
http://www.w3.org/TR/2011/PR-ccxml-20110510/
※この規格については、2010年4月1日に勧告候補が公開されていますが、
本ニュースでお伝えしておりませんでした。お詫び致します。
↑Ink Markup Language (InkML)(2011年5月10日)
手書きの署名を表現し、交換するためのマークアップ言語。
http://www.w3.org/TR/2011/PR-InkML-20110510/
[[ワーキングドラフト・イン・ラストコール]]
■ Document Object Model (DOM) Level 3 Events Specification
(2011年5月31日)
プラットフォームや言語に依存しない汎用的なイベントシステムであるDOM
イベント・レベル3の文書。これによって、イベント・ハンドラの登録、
木構造に沿ったイベント・フローの記述などが行える。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-DOM-Level-3-Events-20110531
↑ HTML+RDFa 1.1(2011年5月25日)
HTML5 および XHTML5においてRDFaを指定するための規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-rdfa-in-html-20110525/
↑ HTML Microdata(2011年5月25日)
機械可読データをHTMLに埋め込むための「HTML microdata」のメカニズム
を定義した仕様。RDFとJSONを含む他のデータ形式とも互換性がある。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-microdata-20110525/
↑ HTML5(2011年5月25日)
HTMLの第5版。メジャーなバージョンアップである。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-html5-20110525/
↑ Polyglot Markup: HTML-Compatible XHTML Documents(2011年5月25日)
HTML5をXML文書とも見なせるような形式にしたマークアップ言語。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-html-polyglot-20110525/
↑ HTML5: Techniques for providing useful text alternatives
(2011年5月25日)
HTML5において、イメージデータの代替テキストを表現するためのalt属性
の使用について説明した資料。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-html-alt-techniques-20110525/
↑ HTML Canvas 2D Context(2011年5月25日)
HTML canvas 要素のための2D コンテキストを定義した仕様。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-2dcontext-20110525/
↑ SPARQL 1.1 Update(2011年5月12日)
RDFグラフの更新を行うための言語。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-sparql11-update-20110512/
↑ SPARQL 1.1 Service Description(2011年5月12日)
SPARQLプロトコル経由で使用可能なSPARQLサービスを発見する方法とそれ
を記述するボキャブラリーを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-sparql11-service-description-20110512/
↑ SPARQL 1.1 Query Language(2011年5月12日)
RDFへの照会言語であるSPARQL照会言語の改訂版。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-sparql11-query-20110512/
↑SPARQL 1.1 Graph Store HTTP Protocol(2011年5月12日)
ネットワーク操作可能なRDFのセマンティックWebを管理するHTTPの最小
セットを規定した規格。2010年10月14日に「SPARQL 1.1 Uniform HTTP
Protocol for Managing RDF Graphs」という名称だったものが、今回
「SPARQL 1.1 Graph Store HTTP Protocol」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-sparql11-http-rdf-update-20110512/
↑ SPARQL 1.1 Entailment Regimes(2011年5月12日)
単純含意(simple entailment)による照会ではなく、RDFS含意(RDFS
entailment)などの他の含意形態に対してSPARQLを使う方法について説明
した規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-sparql11-entailment-20110512/
■ Scalable Vector Graphics (SVG) 1.1 (Second Edition)(2011年5月12日)
2次元の描画を行うための規格であるSVG1.1の第二版。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-SVG11-20110512/
■ Evaluation and Report Language (EARL) 1.0 Schema(2011年5月10日)
テスト結果を表現する標準フォーマットであるEARL 1.0の正式なスキーマ。
ベンダーやプラットフォームに依存しないウェブアクセシビリティ評価
ツール間でのテスト結果の交換を実現する。また、一般的なウェブの品質
保証や妥当性確認のための再利用可能な用語集(vocabulary)を提供する。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-EARL10-Schema-20110510/
[[ワーキングドラフト]]
■ DOM Core(2011年5月31日)
WebプラットフォームのDOM Coreパートを定義する規格。2010年10月7日に
「Web DOM Core」という名称だったものが、今回「DOM Core」として公開
された。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-domcore-20110531/
■ CSS Writing Modes Module Level 3(2011年5月31日)
ヘブライ語やアラビア語などの右から左への文字並べや、日本語などの縦
書きに対応したテキストレイアウトモデルを定義したCSSのモジュール。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-writing-modes-20110531/
■ HTML5 differences from HTML4(2011年5月25日)
HTML5とHTML4の差異を理由とともに解説した資料。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-html5-diff-20110525/
■ HTML: The Markup Language(2011年5月25日)
HTML言語、およびHTMLコンテンツ制作者がHTMLに適合する文書を作成する
ために必要な詳細情報を説明した資料。2011年4月5日に「HTML: The
Markup Language Reference」という名称だったものが、今回「HTML: The
Markup Language」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-html-markup-20110525/
■ HTML to Platform Accessibility APIs Implementation Guide
(2011年5月25日)
HTMLの要素/属性と様々なプラットフォーム上のアクセシビリティAPIとの
マッピングを行った説明書。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-html-aapi-20110525/
□ Resource Timing(2011年5月24日)
WebアプリケーションがHTML要素に関連した待ち時間情報にアクセスするた
めのインターフェースを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-resource-timing-20110524/
■ CSS Lists and Counters Module Level 3(2011年5月24日)
リストの表示に関するスタイル指定を規定した仕様。2002年11月7日以来の
改訂(当時は「CSS3 module: Lists」という名称)。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-css3-lists-20110524
□ Points of Interest Core(2011年5月12日)
地図上の地点に限らず何らかのものを対象としたPOI(points of interest)
(W3Cなどの組織・団体もPOIになり得る)の情報を表現するためのデータ
モデルとXML文法を定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-poi-core-20110512/
□ RDF Interfaces 1.0(2011年5月10日)
プログラムでRDFデータを操作するためのインターフェースを定めた規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-rdf-interfaces-20110510/
■ Pointer Methods in RDF 1.0(2011年5月10日)
Web上の様々なコンテンツ(テキスト、PDF、XML、HTML、音声、動画など)
の一部分へのアクセスを可能にするポインター表現のフレームワークを示
した規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-Pointers-in-RDF10-20110510/
■ HTTP Vocabulary in RDF 1.0(2011年5月10日)
HTTPやHTTPSで用いられるボキャブラリをRDFを使って定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-HTTP-in-RDF10-20110510/
■ Developer Guide for Evaluation and Report Language (EARL) 1.0
(2011年5月10日)
テスト結果を表現する標準フォーマットであるEARL 1.0の概説を行うガイ
ドブック。 2009年10月29日に「Evaluation and Report Language (EARL)
1.0 Guide」という名称だったものが、今回「Developer Guide for
Evaluation and Report Language (EARL) 1.0」として公開された。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-EARL10-Guide-20110510/
■ Representing Content in RDF 1.0(2011年5月10日)
コンテンツのタイプをRDFで表現するための規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-Content-in-RDF10-20110510/
■ Touch Events Specification(2011年5月5日)
タッチパネルなどへの接触に関する一連のイベントを定義した規格。
http://www.w3.org/TR/2011/WD-touch-events-20110505/
[[ワーキンググループ・ノート]]
↓ RIF In RDF(2011年5月12日)
RIF(Rule Interchange Format)からRDFグラフへの可逆的マッピングを規
定した規格。 2010年6月22日にワーキングドラフトだったものが、今回
ワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2011/NOTE-rif-in-rdf-20110512/
↓ Cascading Style Sheets (CSS) Snapshot 2007(2011年5月12日)
2007年時点でのCSSを構成する関連仕様を一つの定義として集めたもの。
2010年7月27日にワーキングドラフト・イン・ラストコールだったものが、
今回ワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2011/NOTE-css-beijing-20110512/
↓ Cascading Style Sheets (CSS) Snapshot 2010(2011年5月12日)
様々なモジュールに分けて開発されており、仕様の進捗も異なるCSSモ
ジュールについて、2010年時点で仕様として固まっているものをプロファ
イルとしてまとめたもの。2010年12月2日にワーキングドラフトだったもの
が、今回ワーキンググループ・ノートとして公開された。
http://www.w3.org/TR/2011/NOTE-css-2010-20110512/
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◆◆X-plus◆◆
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Digital PublishingやXMLの実用的で(Useful)洗練された(Smart)を
お届けする、日本ユニテックの新技術ポータルサイト、「X-Plus」
https://x-plus.utj.co.jp/
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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
http://www.w3.org/TR/