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Digital Xpressメールニュース第140号

2013年03月31日作成 

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■    ■    ■    ★★・・Digital Xpressメールニュース第140号・・★★
■    ■  ■  ■                      2013/3/31
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こんにちは。
Digital Xpressメールニュース第140号をお届けします。
このメールは等幅フォント(MSゴシック・Osaka等)で最適にご覧になれます。

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◆◆2013年2月中W3Cによって公開された規格◆◆
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2013年2月中、勧告が7本、勧告案が1本、勧告候補が1本、ワーキングドラフト・イン・
ラストコールが2本、ワーキングドラフトが14本、ワーキンググループ・ノートが8本
公開されました。

下記の仕様は、以下の記号によって区別してあります。

ステージアップしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑
ステージダウンしたもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↓
初登場したもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・□
ステージが変わらず公開されたもの・・・・・・・・・・・・・・・■
作業が完了したもの(主にワーキンググループ・ノート用)・・・・・[E]

〔〔勧告〕〕

↑ Selectors API Level 1(2013年2月21日)
   一連のセレクタを使って、DOMツリーのElementノードを取り出す2つの方法を
   定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-selectors-api-20130221/

↑ RIF RDF and OWL Compatibility (Second Edition)(2013年2月5日)
   ルール記述言語間のルールの変換を行うための形式であるRIF(Rule Interchange
   Format)とセマンティックWebの言語であるRDFとの互換性について規定した文書。
   2010年6月22日に勧告となった規格の第二版。2012年12月11日には「RIF RDF and
   OWL Compatibility」という名称で勧告案だったものが「RIF RDF and OWL
   Compatibility (Second Edition)」として勧告となった。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-rif-rdf-owl-20130205/

↑ RIF Production Rule Dialect (Second Edition)(2013年2月5日)
   生成規則(production rules)を交換するためのRule Interchange Format (RIF)の
   方言。2010年6月22日に勧告となった規格の第二版。2012年12月11日には「RIF
   Production Rule Dialect」という名称で勧告案だったものが「RIF Production
   Rule Dialect (Second Edition)」として勧告となった。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-rif-prd-20130205/

↑ RIF Framework for Logic Dialects (Second Edition)(2013年2月5日)
   RIF-FLD(logic-based RIF dialects:論理ベースのRIF方言)の汎用フレームワーク
   を規定したもの。このフレームワークは、署名、記号空間、セマンティック構造など
   の一般的な概念を用いてRIF-FLDの文法とセマンティクスを指定するメカニズムを記
   述する。2010年6月22日に勧告となった規格の第二版。2012年12月11日には「RIF
   Framework for Logic Dialects」という名称で勧告案だったものが「RIF Framework
   for Logic Dialects (Second Edition)」として勧告となった。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-rif-fld-20130205/

↑ RIF Datatypes and Built-Ins 1.0 (Second Edition)(2013年2月5日)
   RIF Basic Logic DialectなどのRIF方言で利用されるプリミティブなデータ型、ビル
   トイン関数、ビルトイン述語などを整理したもの。2010年6月22日に勧告となった規
   格の第二版。2012年12月11日には「RIF Datatypes and Built-Ins 1.0」という名称
   で勧告案だったものが「RIF Datatypes and Built-Ins 1.0 (Second Edition)」とし
   て勧告となった。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-rif-dtb-20130205/

↑ RIF Core Dialect (Second Edition)(2013年2月5日)
   ルール記述言語間のルールの変換を行うための形式を指定するためのコアとなる設計
   仕様。2010年6月22日に勧告となった規格の第二版。2012年12月11日には「RIF Core
   Dialect」という名称で勧告案だったものが「RIF Core Dialect (Second Edition)」
   として勧告となった。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-rif-core-20130205/

↑ RIF Basic Logic Dialect (Second Edition)(2013年2月5日)
   ルール記述言語間のルールの変換を行うための形式を指定するためのコアとなる設計
   仕様であり、他の方言でも共通に使用する条件言語(condition language)を定めて
   いる。 2010年6月22日に勧告となった規格の第二版。2012年12月11日には「RIF
   Basic Logic Dialect」という名称で勧告案だったものが「RIF Basic Logic Dialect
    (Second Edition)」として勧告となった。
   http://www.w3.org/TR/2013/REC-rif-bld-20130205/


 〔〔勧告案〕〕

↑ Page Visibility(2013年2月19日)
   電力効率とCPU効率の良いWebアプリケーションを開発するために、サイトの開発者が
   ページの見え方をプログラム的に決定できる手段を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/PR-page-visibility-20130219/


 〔〔勧告候補〕〕

↑ Turtle(2013年2月19日)
   RDFグラフをテキスト形式で表現するための文法を定めた規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/CR-turtle-20130219/


〔〔ワーキングドラフト・イン・ラストコール〕〕

↑ Pointer Events(2013年2月19日)
   マウス、ペン、タッチスクリーンなどのデバイスからのポインター入力を処理する
   ためのイベントおよび関連インターフェースを規定した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-pointerevents-20130219/

↑ HTML+RDFa 1.1(2013年2月7日)
   RDFa Core 1.1とRDFa Lite 1.1をHTML5とXHTML5で使用するためのルールとガイド
   ラインを規定したもの。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-html-rdfa-20130207/


〔〔ワーキングドラフト〕〕

□ Public Identifiers for entity resolution in XHTML(2013年2月28日)
   HTML文字エンティティをブラウザが認識するための追加の公開識別子を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-xhtml-pubid-20130228/

□ The srcset attribute(2013年2月28日)
   同じ画像を高解像度のディスプレイ用に表示するため、状況に合わせて適応可能な
   ビットマップ画像コンテンツを指定するsrcset属性をimg要素に追加した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-html-srcset-20130228/

□ Use Cases and Requirements for Standardizing Responsive Images(2013年2月26日)
   表示環境に合わせて適応可能なイメージを標準化するためのユースケースと要件。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-respimg-usecases-20130226/

□ The picture element(2013年2月26日)
   CSSの「Media Queries」規格による照会で判定されるソースコンテンツのコンテナと
   なるpicture要素の規定。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-html-picture-element-20130226/

■ Website Accessibility Conformance Evaluation Methodology (WCAG-EM) 1.0
   (2013年2月26日)
   WCAG 2.0に照らしてWebサイトのアクセシビリティに関する適合性を評価するための
   方法論を国際的に調和の取れた仕方で提供するための規格。2012年9月20日には
   「Website Accessibility Conformance Evaluation Methodology 1.0」という名称
   だったものが、今回「Website Accessibility Conformance Evaluation Methodology
   (WCAG-EM) 1.0」という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-WCAG-EM-20130226/

■ CSS Counter Styles Level 3(2013年2月21日)
   リストのマーカー(list-marker)や生成コンテンツ(generated-content)のカウ
   ンターと共に使用するユーザー独自のカスタムカウンタースタイルを定義するための
   @counter-styleルールを規定したCSSレベル3のモジュール。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-css-counter-styles-3-20130221/

■ CSS Animations(2013年2月19日)
   CSSのプロパティ値を時間によって変化させることができるようにしたスタイルシー
   ト・モジュール。2009年3月20日には「CSS Animations Module Level 3」という名称
   だったものが、今回「CSS Animations」という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-css3-animations-20130219/

□ Streams API(2013年2月14日)
   Webアプリケーションで、バイナリデータをStreamオブジェクトとして表現するための
   API。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-streams-api-20130214/

□ HTML Templates(2013年2月14日)
   HTMLで、状況に合わせて挿入されるDOMサブツリーを宣言する方法を定義した規格。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-html-templates-20130214/

□ Using WAI-ARIA in HTML(2013年2月14日)
   「Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) 1.0」を使ってHTMLにアク
   セシビリティの情報を追加する方法に関するガイドライン。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-aria-in-html-20130214/

■ CSS Transitions(2013年2月12日)
   CSSのプロパティ値の変化がスムーズに起きるようにしたスタイルシート・モジュー
   ル。2009年12月1日には「CSS Transitions Module Level 3」という名称だったもの
   が、今回「CSS Transitions」という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-css3-transitions-20130212/

■ CSS Fonts Module Level 3(2013年2月12日)
   フォント・プロパティの指定方法、フォント・リソースがどのように動的にロード
   されるかについて記述したCSS3のモジュール。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-css3-fonts-20130212/

□ Web Alarms API Specification(2013年2月5日)
   デバイスのアラーム設定へアクセスするためのシステムレベルのAPIを定義した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-web-alarms-20130205/

□ MediaStream Recording(2013年2月5日)
   W3Cの「Media Capture and Streams」仕様で定義されたMediaStreamオブジェクトと
   共に使うための録音APIを定義した仕様。
   http://www.w3.org/TR/2013/WD-mediastream-recording-20130205/


〔〔ワーキンググループ・ノート〕〕

↓ TTML Simple Delivery Profile for Closed Captions (US)(2013年2月5日)
   TTML(Timed Text Markup Language)1.0に基く、インターネットのビデオコンテン
   ツの字幕配信のためのプロファイル。米国向け。2013年1月3日にワーキングドラフト
   だったものが今回ワーキンググループ・ノートとして公開され、また、2013年1月3日
   には「Simple Delivery Profile for Closed Captions (US)」という名称だったが、
   今回「TTML Simple Delivery Profile for Closed Captions (US)」という名称で公
   開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-ttml10-sdp-us-20130205/

■ RIF Combination with XML data (Second Edition)(2013年2月5日)
   RIF(Rule Interchange Format)文書をXML文書と結合する方法を定めた規格。
   2012年12月11日には「RIF Combination with XML data」という名称だったものが、
   今回「RIF Combination with XML data (Second Edition)」という名称で公開され
   た。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-rif-xml-data-20130205/

↓ RIF Use Cases and Requirements (Second Edition)(2013年2月5日)
   エキスパートシステムや演繹データベースなどで使用されるルールを交換するため
   のRule Interchange Format(RIF)のユースケースと要件をまとめた文書。 2008年
   12月18日にワーキングドラフトだったものが今回ワーキンググループ・ノートとし
   て公開され、また、2008年12月18日には「RIF Use Cases and Requirements」とい
   う名称だったが、今回「RIF Use Cases and Requirements (Second Edition)」とい
   う名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-rif-ucr-20130205/

■ RIF Test Cases (Second Edition)(2013年2月5日)
   RIFのテストケース集。2012年12月11日には「RIF Test Cases」という名称だった
   ものが、今回「RIF Use Cases and Requirements (Second Edition)」という名称
   で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-rif-test-20130205/

■ RIF Primer (Second Edition)(2013年2月5日)
   RIF(Rule Interchange Format)に関する初心者向けテキスト。2012年12月11日に
   は「RIF Primer」という名称だったものが、今回「RIF Primer (Second Edition)」
   という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-rif-primer-20130205/

■ OWL 2 RL in RIF (Second Edition)(2013年2月5日)
   OWL 2 Web Ontology Language Profilesで規定されているOWL 2 の文法的サブセッ
   トであるOWL 2 RLをRIFを使って実装する方法を示した資料。2012年12月11日には
   「OWL 2 RL in RIF」という名称だったものが、今回「OWL 2 RL in RIF (Second
   Edition)」という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-rif-owl-rl-20130205/

■ RIF Overview (Second Edition)(2013年2月5日)
   RIFのハイレベルな概説書。2012年12月11日には「RIF Overview」という名称だった
   ものが、今回「RIF Overview (Second Edition)」という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-rif-overview-20130205/

■ RIF In RDF (Second Edition)(2013年2月5日)
   RIF(Rule Interchange Format)からRDFグラフへの可逆的マッピングを規定した規
   格。 2012年12月11日には「RIF In RDF」という名称だったものが、今回「RIF In
   RDF (Second Edition)」という名称で公開された。
   http://www.w3.org/TR/2013/NOTE-rif-in-rdf-20130205/


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◆◆詳細について◆◆
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■仕様書については、以下のW3Cサイトをご参照ください
 http://www.w3.org/TR/





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