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ビギナーズコーナー:HTMLからXHTMLへ (1)-2

2001年06月07日作成 

(株)日本ユニテック 榎本 実幸

目次

  1. HTMLはWebドキュメント専用のSGMLタグセット
  2. SGMLから生まれたXML
  3. WebでXMLが広まる
  4. HTMLはXML文法上では不合格
  5. HTMLをXML化する
  6. まずはスムーズに移行しよう、XHTML1.0
  7. まとめ

2.SGMLから生まれたXML

W3Cは、Webドキュメントだけでなく、Web上でやり取りされるデータ全般の標準化も目指していました。W3Cは、Webデータ記述の標準形式としてXMLを作り、1998年に正式版であるXML1.0を勧告としました。

W3Cは、SGMLを文法から見直しました。SGMLは汎用性が高く、高機能な文書処理も可能なものですが、複雑で大掛かりな仕様が災いして、処理パフォーマンスが悪いという欠点がありました。

W3Cは、Webでの使用という用途に絞り込むことにより、SGMLを必要十分な文法体系にスリム化しました。結果として、Webでも実装可能なSGML、SGML文法の簡易版であるXMLが誕生しました。

SGMLをスリム化して出来たXML
図2.SGMLをスリム化してできたXML





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