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【Toy Box:005】FrameMaker 9 新機能紹介 その2~ポッドって?なに?~

2009年07月01日作成 

さて,お約束通り今回もFrameMaker 9です。

今回は「ポッド」と呼ばれる新機能をフューチャーします。

これでも
toybox-fm92-1.jpg


これでも
toybox-fm92-2.jpg

これでも
toybox-fm92-3.jpg

ありません。(あれ,私って結構うざい性格なのかな…)


(そんなことないさ!)…気を取り直して,ポッドとは,FrameMakerが扱う変数などが一覧でき,追加/削除/編集のコントロールが集約されたスペースのことです。リストしてみますと,ポッドが用意されているのは,変数/マーカ/コンディショナルテキスト/相互参照/インセット(テキストも画像もOK)/フォントの6種類となります。

デフォルトでは,画面の最下部にいくつかのタブで表示されています。

toybox-fm92-4.jpg

表示されていなければ,[表示]メニューに新たに追加された[ポッド]を選択して機能にアクセスすることが可能です。

toybox-fm92-5.jpg

ポッドの中にはワンタッチで操作できるボタンがいくつか準備されています。例えば変数ポッドには,ボタンが7つあり,

①変数の挿入
②新規ユーザ変数の作成
③定義の編集
④変数の削除
⑤テキストへの変換
⑥システム変数の更新
⑦リフレッシュ

のそれぞれの機能が用意されています。

toybox-fm92-6.jpg

このボタンはどのポッドでもだいたい同じものが用意されているのですが,マーカポッドなどでは「場所に移動」というボタンがあり,今までわかりにくかった挿入箇所へのジャンプが実現されていたりします。

今までこうした一覧を作成して利用しようと思ったら,FDKを使用したカスタマイズで大げさにするか,自分でマーカリストを作るかしなければなりませんでしたから,それが標準でここまでサポートされていることは素直に喜べる部分だと思います。

というわけで,今回は

これではない
toybox-fm92-7.JPG

「ポッド」をご紹介いたしました。(やっぱり…orz)


ソリューション担当マネージャ 天野 忍





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