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ビギナーズコーナー:XML入門(3)

2001年05月31日作成 

(株)日本ユニテック 野田 俊太郎
1.XMLとは
    XML仕様制定までの歴史
2.XMLの長所
    「拡張可能」と「意味情報」
3.文書における「内容」「構造」「体裁」の分離
    XML文書の記述方法
4.XML宣言( XML declaration )
    XMLインスタンス
5.DTD ( Document Type Definition ) の記述方法
6.検証済みXML文書と整形式XML文書
7.XML関連規格
    まとめ

文書における「内容」「構造」「体裁」の分離

文書を構成する「内容」「構造」「体裁」という3つの要素は、従来の紙媒体ではひとつとなって決定されている。HTMLにおける情報表現においても、HTMLによってタグ付けされた構造のままに、閲覧者に提供されるものであり、これら3つの要素が強固に一体化されている。

XMLではこれら3つの要素を分離して扱う。「内容」はXML文書内でマークアップされるが、そのXML文書の「構造」はDTD(Document Type Definition)と呼ばれる構造定義体によって定義する。また、XML文書に与える「体裁」はスタイルシートにより記述する。XMLに適用できるスタイルシートにはCSS( Cascading Style Sheet )とXSL( eXtensible Stylesheet Language )の2種類がある。


図2



XML文書の記述方法

XML文書は下図のような構造をしている。ここではXML宣言、XMLインスタンスの書き方について説明する。

-XML宣言-
<?xml version = "1.0" encoding = "Shift_JIS"?>
-XMLインスタンス-
<会社 登録番号 =  "1">
  <名称>株式会社日本ユニテック</名称>
  <連絡先>
	<郵便番号>105-0001</郵便番号>
	<住所>東京都港区虎ノ門1-23-7 虎ノ門23森ビル4F</住所>
     <電話番号>03-3595-8241</電話番号>
         <FAX>03-3595-8248</FAX>
    </連絡先>
    <URL>http://www.utj.co.jp</URL>
</会社>

図3



>>「XML文書の書き方」について
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