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デベロッパーズコーナー:DOMプログラミング講座 II(1)

2001年08月22日作成 

使って理解するDOMプログラミング
第2回:サンプルで理解するDOMの利用

(株)日本ユニテック
竹内 理


目次<全7ページ>

1.イントロダクション
3.準備


概要

第2回目となる今回は、実際にサンプルコードを使いDOMを理解していきます。

イントロダクション

このシリーズの前回の記事ではDOMとはなにか、DOMの利点はなにか、といった基本的な事柄を説明しました。またDOMを実装したパーサー(Xerces for Java)を使って、DOMが提供する主なインターフェースに触れることもできました。DOMは大変シンプルかつ強力な道具であるということがお分かりいただけたでしょう。
しかし、他の全てのアプリケーションと同様にDOMは「目的」ではなく「手段」です。ですから、実際のシステムでどのように利用されるかということが真のポイントといえます。
では、今回からは実際にシステムでDOMを使用するケースを想定したサンプルコードを使い、DOMという「手段」を使ってどのように目的を達成することができるかを考えていくことにいたしましょう。

ここで、今回使用するDOMのクラスとメソッドを一覧に挙げておきます。それぞれをどのように使用するかは、サンプルコードを見ながら後で詳しく説明します。

クラス名
メソッド名
機能
Document getElementsByTagName() 引数で指定された名前をもつ要素のリストを返す。
NodeList item() リスト中から、引数で指定された位置のオブジェクトを返す。
NodeList getLength() リストの長さを返す。
Element getAttributeNode() 引数で指定された名前をもつAttrオブジェクトを返す。
Node getChildNodes() ノードの子ノードのリストを返す。
Node getNodeType() ノードの種類を返す。
Node getAttributes() ノードがElementの場合はその要素が持つ属性の名前つきリストを返す。
Node getNodeName() ノードの名前を返す。
NamedNodeMap getLength() 名前つきリストの長さを返す。
NamedNodeMap item() 名前つきリスト中から、引数で指定された位置のオブジェクトを返す。

表1.使用するDOMのオブジェクト、メソッド



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