この記事と関連の高い記事
関連キーワード:文書構造化- デベロッパーズコーナー:エンジニアのためのXMLスキーマ講座 III(4)
- デベロッパーズコーナー:エンジニアのためのXMLスキーマ講座 III(3)
- デベロッパーズコーナー:エンジニアのためのXMLスキーマ講座 III(2)
- ビギナーズコーナー:SGML再入門 (2)-2
- ビギナーズコーナー:SGML再入門 (2)-1
ホーム > X-Plus > XML Square > ビギナーズコーナー > SGML再入門
SGML文書は、あらかじめ文書構造が指定されています。しかし、文書構造が指定されている、というと、なんだか難しいように感じるかもしれませんね。
SGML文書作成は定型文書の作成と似ています。定型文書の例として、見積書を考えてみてましょう。見積書を作成するにあたって、会社全体や課全体で統一された見積書の「型」を使うように指示される場合があります。その場合、あなたは品名や金額など見積書の各「要素」を型にしたがって並べます。
この「型」が文書構造です。そして、文書構造にしたがって文書を作成するには、各要素を指定された順番どおりにならべることが関係しています。
では、指定された文書構造でSGML文書を作ってみましょう。
文書構造: to,from,title,pの出現順序。 to,from,titleの出現回数は1回。pの出現回数は1回以上。 ↓ <to>川井様</to> |
要素ごとに出現順序と出現回数が決められています。これが文書構造の「型」です。この「型」に従って文書を作成し、マークアップします。
要素の出現順序、出現回数はDTDにより異なります。DTDで決められた要素の順序に従って文書を書く作業に慣れましょう。