使って理解するDOMプログラミング
第1回:DOMの基本 「入門編」
(株)日本ユニテック
竹内 理
目次<全12ページ>
DOMのオブジェクトに触ってみよう
7.STEP6:要素ノードを追加する
Books.dtdを見ると、「author」ノードの下には「name」のほかに「others」という要素をもつことができます。では、次のSTEPとしてothersタグを追加してみましょう。「others」タグはテキスト「Franny-Zooey」を持つこととします。
このSTEPでは主にDocumentクラスのメソッドを使用します。
はじめに次のimport文を追加してください。
次に、以下のコードを追加してください。
Element newEl = xdoc.createElement("others");//(17)新しいElementノードを生成
Text newTxt = xdoc.createTextNode("Franny-Zooey");//(18)新しいテキストノードを生成
atEl.appendChild(newEl);//(19)「author」の子要素として新しい要素を追加
newEl.appendChild(newTxt);//(20)「others」の子要素として新しいテキストを追加
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新しいNodeをツリーに追加する場合、(1)新しいNodeを生成(2)任意のNodeの下に新しいNodeを追加、という段階を踏みます。(17)では、DocumentクラスのcreateElement() メソッドを使って新しいElement「others」を生成します。(18)では「others」要素のテキスト部分となる新しいTextノードをDocumentクラスのcreateTextNode()メソッドで生成します。(19)では「others」要素を表すnewElをNodeクラスのメソッドappendChild()を使って「author」要素を表すatElの子要素に追加します。(20)では「others」の下に先ほど生成した新しいTextを追加しています。(17)と(18)の順序を逆に記入することもできます。
追加したNodeがDOMツリーに反映されているかどうかは次のSTEPで検証しましょう。
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